「Amazonプライム」責任者を直撃、会員1億人突破の秘訣とは
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いや、プライムくらい安くて手厚いサービスを提供したら使われるのは当たり前な気が…。原価割れしてる広告掲載商品(8個100円の卵とか)がスーパーで売れるのと理屈的には同じかと思います。
AWSなど他事業でキャッシュポイントを作りつつ、コンシューマ向けサービスでは収益を重視せずプライムや送料無料など徹底的に先行投資して日本の他社モールやコンテンツ配信サービスを締め上げて巨大なマーケットを独占・寡占化しよう(あるいは自動運転などのイノベーションでコストが下がるのを待とう)という、他社にはできないゲームメイキングをしていると解釈するのが正しいかと思います。現にアメリカ以外のEC事業では収益を上げていません。
楽天やYahoo!、あるいはメルカリといった大手がしのぎを削っているからこそ今のバランスに落ち着いているわけで、Amazonばかりが持ち上げられることが多いですが(そして確かにあまりにもビジョナリーではありますが)、コンシューマとしては引き続き日本勢に頑張ってもらいたいところです。Amazonプライムの会員数が、1億人ですか、すごいですね。
日本の会費が、なぜ他国にくらべて安いのか?は、疑問でした。
これについての言及が、すばらしいですね。
「会費の何倍もの価値を届け続けること」と言い切るのが素晴らしいです。
他社や他国を見るのではなく、「お客さま」を見る、この徹底ぶりがイノベーションの源泉である、と改めて感じました。
"日本のプライム会費(年3900円)は米国(年119ドル)と比べて安価です。
もちろん、差し迫ったコスト上昇の影響で見直すこともあるかもしれませんが、それぞれの国で配送コストの違いがあり、会費の違いがあります。
各国でのプライム会費の比較は、私はあまり意味がないと思います。それよりも、それぞれの国のプライム会員に、会費の何倍もの価値を届け続けることができているのか。"
松本人志さんのオリジナルコンテンツも評判ですし、これからのイノベーションが楽しみです。以下、個人的なメモ
- Amazonのグループ内には、何千ものスタートアップのようなチームがある
- プライムチームで最も大切なことは、顧客に代わって投資とイノベーションを続けているということ
13年で1億人突破。これまでとてつもない投資を続けてきて、おそらくプライム単体ではいまだに赤字(1億人×1万円=1兆円に対して、コンテンツの投資だけで年間数千億円の投資)の可能性はあるけれど、これぞまさに未来への投資。
サブスク化する世界の中で、いずれB向けのサブスク(SaaSにきわめて近い発想になる)も開始していくのだろうと予測。