経営分析のプロが、企業の「歴史」に着目する理由

2018/12/5
営業先の景気を把握するとき、投資の可否を判断するとき、就職・転職先を決めるとき──ビジネスパーソンにとって「会社分析」の機会はしばしばやってくる。
通常、会社を分析する際には、売上や利益、キャッシュフローといった、財務諸表に書かれた数字に着目する。時価総額を始めとする会社の価値は、数字をベースに決まるといっても過言ではない。
しかし、M&Aコンサルタントとして、これまで100件以上のM&Aを主導してきた「経営分析のプロ」大山敬義氏は、「数字や経営戦略の分析はもちろん大切だが、それ以上に会社の歴史を見る」と断言する。
大山氏は具体的に、どのようにして会社を分析しているのか。会社の実態を深く知るための方法論が明かされる。
大山敬義/日本M&Aセンター常務
1967年神奈川県生まれ。立教大学社会学部卒。1991年日本M&Aセンターの創業に参画。2012年4月より同社常務取締役。M&Aアドバイザーとしての成約実績は150件以上。2018年4月、日本M&Aセンターからスピンオフしたアンドビズ代表社長兼CEOに就任。
社長の「武勇伝」をヒアリング
──大山氏はM&Aコンサルタントとして、数多くの企業を分析してきました。その際の具体的な手法についてお聞かせください。