ゲノム解析を家の設計に応用、パナが究極の個人最適住宅を提案
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パナソニックがゲノム解析を家の設計に応用し、未来の生活のコンセプトデザインとして発表。弊社も協力させていただいていますが、現在できることより将来的に応用可能であろうコンセプトに焦点を当てています。
現時点ではコンセプトデザインかもしれませんが、建造物環境の微生物という観点からも期待高まる取り組みです。
アメリカでは、一生のうち平均90%の時間を屋内で過ごすということから、屋内空気質(IAQ)と健康問題の相関性が注目されています。(※1)
建築x微生物で有名なオレゴン大学ジェシカ・グリーンも「微生物の多様性を欠くと、健康に良くない」と問題視していて、換気のあり方について改めて考えさせられますね。
現行の建築基準法ではLVSと言って、Light:採光が確保できるか、Ventilation:換気ができるか、Smoke:排煙ができるかを必ず確認します。大抵、窓の大きさと床面積の関係から、自然換気or機械換気が決まってくるのですが、消費エネルギーや室内微生物の代謝などを総合的に判断して決めれるようになるかもしれません。
省エネ法の改正(※2)や高断熱高気密のエコハウスが話題の昨今ですが、良微生物管理型のバイオハウスもトレンドになると面白そう。そういう仕事できるようになるなら、設備一級建築士とってみたい。
※1 屋内空気質の改善で健康に
https://medicalxpress.com/news/2018-09-indoor-air-quality-health-well-being.html
※2 2020年に義務化になる「改正省エネ基準」を徹底解説
https://newspicks.com/news/3438496
※参考 地下鉄の微生物研究
https://newspicks.com/news/3502204