増大する母親業のコスト。子育てしながら働けないのはなぜ?

2019/1/12
働く女性の割合は95年の水準で停滞
なぜ、もっと多くの女性が働いていないのか?
この数十年来の問いに、新たな研究が1つの答えを出した。大半の女性は働くつもりだったのに、子育てにかかるコストを知って心が折れるのだ、と。
アメリカの労働力人口に占める女性の割合は、1990年代までの半世紀間は着実に上昇していたが、それ以降は横ばいが続いている。
現在、25~54歳の働く女性の割合は、1995年の水準とほぼ同じ。学位を取得する女性の数が男性を抜き、かつては閉ざされていた職場に女性が進出し、結婚や出産の年齢が上がったにもかかわらずだ。
この研究によると、1990年代には別の変化も起きはじめたーー母親業が、より多くのものを要求されるようになったのだ。
現代の親は、たくさんの時間とお金を育児に費やす。「母乳で育てなければ」「子供と楽しく過ごさなければ」「子供をしっかり見守らなければ」といったプレッシャーも大きい。