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それだけ、近づきたい人が読んでいる本に関心が高いのだと思いますが。
読んでも実践しないと何も変わらないですが、「○○の愛読書」と思って読みんだときの方が満足度が高く、吸収率が高いような気になるから、関心度が高いのでしょうか。
という自分もついつい読んで、チェックしてしまいます。
実際に読めている本は少ないですが。
ビジネス書でも小説でも同じかなあ。
繰り返し自戒を込めて思うのは、よい読書とは「もうこれで〇〇については考えなくてよい!」という、完成ぶった脳停止を約束するものではなく、「より深いところに行くための新しい問を知った」という、さらに考えるためのきっかけになるものだということ。すでに本に答えが書いてあるんだとしたら、その著者がやってしまっていることなわけで、記事タイトルにある通り、起業を考えている自分のモチベーションと矛盾しちゃうわけだから。なので僕は「これさえ読めば~~」みたいなタイトルを臆面もなくつける著者さん出版社さんには懐疑的であります。
しかし、「起業を考える人」にとっては、「定期収入がなくなること」「賃上げがないこと」「コストを最小限に抑えて何度かはチャレンジできるようにしておくこと」…等々を実感しておいていただきたいと思います。
手っ取り早いのが、自営の飲食店等でアルバイトすることです。
さして流行っていないのに、アルバイト店員を採用するところは、いずれ資金的に厳しくなります。
その有様を体感することこそ、100冊の読書よりも有益でしょう。
再現性のあるhowの部分だけは参考程度にはなるかも知れませんが、フレームワークが増えても発想が硬くなるので僕には向いていません。その代わり、色んな先輩経営者や投資家と会い、話し、感じることに時間を使いました。その方が何倍も価値があると思います。一次情報の大切さ。
起業家の本は起業してから読む方が何倍も手触り感があっていいのではと思います。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96/dp/4822247295
もちろん、資本政策や組織作りなど共通する項目もありますが、そこは同じ立場の経営者から聞いた方がよいので・・
・資金繰り表を作る
・ベンチャー経営での失敗談を学ぶ
この三つの目的を得られるなら、
手段はどれでもいいよ思うよ。