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日本人がユニクロの1割値上げに怒るワケ - 「安い」と思っているのは日本だけ

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  • Sustainable Journey 代表

    ユニクロは、プロダクト自体を評価すると、価格は10〜20%増しでも良いくらいの品質。

    「安い」と、怒る日本の背景には、もちろん大々的なSALE告知もあるが、マーケティングコミュニケーションの方法に起因するところも大きい。

    ユニクロが、グローバル向けに出しているTV広告や、デジタルアドは、ブランドイメージの醸成や商品を着用するイメージが湧きやすく、感性やエモーションへの訴求が多い。

    対して、日本人に向けたコミュニケーションは、プロダクトの機能性や、多種多様な商品があることをアピールするようなチラシなど、プロダクト重視。

    プロダクト重視なコミュニケーションでは、同等のスペックを持った商品との比較が明確だし、余白がない商品のレイアウトでは、やはり消費者に「価格」を意識されやすい。

    価格を上げる事に成功するためには、エモーショナルな訴求にも力を入れる必要がある。


  • ボストンコンサルティンググループ パートナー&ディレクター

    これもまあプライスアンカリングの話ですよね。

    日本市場でUNIQLOは低価格だけど高品質でブランドを確立してしまったので、一度固定されてしまったパーセプションを変えることは難しい。自らが設定した価格基準にマーケットパーセプションがアンカリングされてしまったわけで、それを上方にシフトさせるには、かなりのラショナル(理由)が求められ、それが機能性だったり素材だったりデザイナー(のネームバリュー)などの付加価値だったりするわけです。

    一方、UNIQLOは海外進出においては、日本での二の轍を踏まぬように、日本らしさや先進性といった従来のSPAアパレルにはないような多様なイメージ戦略でブランドを当初から構築することを目指したために(あくまでお手頃ブランドではあるものの)日本におけるような状況を避けることにある程度成功している。

    無印良品(MUJI)なんかも割と似たような状況だが、無印良品の場合は日本においても「MUJIのある生活」という独自の価値観やライフスタイルをプロダクトラインアップ(住宅・宿泊施設から文房具まで)店舗、さまざまなオウンドメディアなどのタッチポイントで一貫して訴求することで、プライシングの自由度を担保することに成功している。

    記事中にあるように、人は「損をすること」に極めて敏感なので(損失回避の法則)、自分の脳内にアンカリングされた価格より高いと思うとそれを回避するように行動します。ですからプライシング(特にディスカウント)は極めて慎重に行うべきで、ファッションSPAで言えば、GAPなどは日本ではもはやセールでないと売れない、という状況に陥り、いまや正価で販売している日数の方が短いくらいと聞きます。


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    逆に、海外ではお手頃ブランドとして知られているのに何故か日本では高級指向として入ってきているブランドもいくつかありますよね。どことはちょっと言えませんけども。マーケティング(イメージ作り)の威力ってすごいのだな、難しいなと思わされる瞬間。

    同じものを売り出しても販売店が違うだけで価格が変わるというのもすごいと思いますけども。

    シャネルが15万円のブーメラン 批判相次ぐ高級ブランド、進むべき道は
    https://forbesjapan.com/articles/detail/16324


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