江藤美帆さん、サッカー界に必要な「共犯関係」とは? 感銘を受けたJリーグ名門クラブ、徹底した「デジタル改革」
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注目のコメント
この問題は、一部のスポーツ、一部の団体以外のみんなが抱えている問題だと思います。
「コンテンツ力はあるのに、お金が集まらない」は、共通言語でしょう。
私もFリーグに携わることになり、全く同じ問題を思考して5年目になりますが、コンテンツ力うんぬんの要因は実はそこそこしかなくて、一つの企画がスケールするかどうかは戦略によって決まるように、一言で言ってしまえば「戦略」だと思っています。要するに経営のプロがいないというのが大きな問題でしょう。逆を言えば、経営のプロが競争をするほどの影響力をスポーツ(一部を除く)は持てていない、といえると感じています。
またそれは、日本の歴史と文化に由来しているものだとも思っています。
それでも、ここ数年でイケてる経営者やスポーツ界隈とは他領域のイケてる企業が少しずつスポーツの領域に進出しているので、良い風は吹いてきています。
Fリーグも、AbemaTV さんが加わり始めてからこれまでFリーグがリーチ出来なかった層に届いていると感じますし、新しい影響をたくさん受けています。
影響の中で最も大きいものは、元来の体育会系で「数字より肩書きや習わし」が影響力を持つ体制から、業績を数値化して分析して伸びてきたサイバーが入ったことにより「数字をみる」ことになったことだと思っています。事業柄、トップカテゴリーはまだ少ないですが、プロ、またはプロに近いサッカー、フットサルのチーム、選手からサプライの相談を受けることがあります。
所属カテゴリーはたしかに気にするところの1つではありますが、チーム、選手がどれだけネット上で視聴率を持っているのかが気になるところで、そのあたり質問させていただくとあまり把握されていないケースが多くあります。
所属カテゴリーがトップカテゴリーではなくてもブログやSNSで人が集められるチーム、選手であれば十分に広告効果がありますし、少しずつセルフブランディングで目立つ選手が増えてきた印象があります。
文中に共犯関係とありますが、まさにこの通りだと考えていて、スポンサーとチーム、選手の関係ではなく、パートナーという関係でいることができたら良いのではないかと思います。
えとみほさんのようにITの分野から優秀な方がどんどん入ってきてくれるともっと活性化してくると思います。「大きいクラブに比べて小回りが利くので、やろうと決めればぱっと動けますから。デジタルを活用することで小さなクラブでも先進的なマーケティングができるのではないかと考えています」
共感します。大きい組織だと、大きい計画立てるのに時間かかるし、予算が余ったら予算消化とかだし、今必要なことをなるべくお金をかけずにグロースハックしていくのが大事だと思う。