テクノロジー、グローバル、社会貢献がマーケティングを変える
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昨年のコトラーアワードでは、マーケティングの第一人者ケラー教授が来日し、講演をしていただきました。その時の講演レポートを改めてお送りします。
今年は、コトラー氏も来日するので、ますます楽しみです!Pick & Think
1)分解して考える事。
マーケットインする際の初期エリア展開戦略として、以下のようにグーッと解像度を上げていくが重要。上記プロセスを経る事で、現地の暮らし、人々の嗜好性が現実味を帯びてきて、シャープなマーケティング戦略を立てられる。
①海外、日本
②南アジア、東南アジア、その他、日本
③インド、インドネシア、シンガポール、東京、大阪、名古屋、仙台
④デリー、バンガロール、ムンバイ、バリ、ジャカルタ、上野、渋谷
2)観察眼を養う事。
マーケッターは、オーケストラの指揮者。Internal, External両方でいえる。
社内他部署、他チーム、上層部、顧客のセグメントの筋の良い分け方、対象人物を観察、スキャンして、強み、弱み、得意、不得意、課題、欲求等が粒さに見れれば、統合、分解等で、全体最適をバランス良く見れる
3)リアルの場を大事にする事。
デジタルが主流になっている今だからこそ、楽をせず、時間を掛けて、丁寧なヒューマンタッチの場を持ち、顧客の本音をヒアリングする事。人間関係の温かな関係構築はリアルの優位性。デジタルの吸い上げデータを鵜呑みにせず、本質的課題、本音の意見をリアルで回収しにいく姿勢が大事。コトラー氏とも共著『マーケティング・マネジメント』で自身もブランド論などで世界的権威の一人のケラー氏。
https://www.amazon.co.jp/Philip-Kotler/dp/4621066161