フェルメール《牛乳を注ぐ女》を360度から鑑賞する。凸版印刷が新たな絵画鑑賞システムを開発
美術手帖
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注目のコメント
テクノロジーの発展によって、ものの見方・絵画の見方が変わることは、大いに評価したい。実際に体験すると、その面白さが分かると思う。
その反面、芸術家が何を切り捨てたのか、ということも重要ではないか。利用可能な技術の中で、芸術家は情報を取捨選択して、作品に仕上げたはずだ。3次元のものを、いかに2次元で描くのか。そこに、絵画の面白さもあるだろう。それなのに、また3次元に戻してしまえば、ちょっと興ざめするかもしれない。何でも見えればいい、というわけではない。絵画の背景を知識として左脳で理解するアプローチと、VRで右脳で理解する今回のアプローチ。
作品の見方はテクノロジーで、さらに時空も超える日が来るかもしれない…。
凸版印刷のさらなる研究開発に期待大!