ソフトバンク上場、巨大金融も翻弄 幹事選びで異例条件
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ビジョンファンドを巡る一連の言説の中で、特に興味深いのは、ビジョンファンドの投資先があたかもソフトバンクグループの直接投資先であるかのように語られていること。冷静に考えると、ソフトバンクグループは単にファンドの運営者であって、投資先の株式を保有しているのはあくまでファンド。
「群戦略」の名の下、いつの間にか外部の人までもがソフトバンクグループに設定された枠組みの中で議論していやしないでしょうか。ひねくれ者の私には、孫さんの手のひらの上で踊っているように感じます。アジェンダ設定の天才ですね。
そんなことをボヤきつつ、今から汐留へ。公認会計士として、主幹事証券会社の選定などは何度も立ち合いましたが、こういう新しい(?)抱き合わせ交渉は初めて聞きました。
携帯キャリアには抱き合わせ販売は付き物ですので、そこで学んだのでしょうか??
と冗談を言っている場合ではなく・・・
IPOは証券会社にとって確実に手数料が入ってくる美味しい商売であることは事実ですので、この抱き合わせ条件が付いてもやるというのは有りなのだと思いますが、ソフトバンク株の販売に勤しんでいる姿を見るに、やや苦戦気味ではないでしょうか?
やはり、サウジアラビアの問題が尾を引いているように感じます。
野村証券は今年最大の話題を浚ったメルカリから外れましたので、ここは野村の名に賭けても頑張るのだと思われます。
ただ、FAAG銘柄を筆頭にNY株式他世界中で株価が低迷している中なですので、逆風ですね。
外資証券会社は海外での捌くのですかね?
どこに行っているんだろう?ブックビルディングの結果が楽しみです。「ビジョンファンドの投資銘柄を担保に融資してほしい」
銘柄によっては担保価値を出せるのかもしれないけれど、昨今のリスクセンシティビティの高さ、リスク管理の難しさ・厳しさを考えると、逆にこの要望を飲んだ先があるというのが驚き。リスク管理部門からすると、評価ができないものの価値をほぼ担保価値0だと捉えつつ、それでも経営判断で融資をしても十分なリターンがあるという感じでしょうかね。