スタートアップ界を悩ます、「サウジマネー」の見分け方
NewsPicks編集部
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シリコンバレーとサウジの関係は、ビジョンファンドだけではない。
Uberもそうだし、Teslaもビジョンファンドの金主でもあるサウジPIFから直接投資を受けている(イーロン・マスクの非上場Tweetの文脈がそこにあった)。また、下記Recode記事に詳しいが、「中東のMIT」を目指しているアブドラ国王科学技術大学大学院の基金が約200億ドルあり、それがセコイアなど様々なVCの金主であるとも言われている。
またSanabilというPIF直下でスタートアップに直接投資をする組織もある。
https://newspicks.com/news/3409973今回のサウジの事件をきっかけに、シリコンバレーでもVCの「資金の出し手」について意識が高まっている様です。既に出資された場合は売却を強制できないものの、出資時には投資家にその点を確認すべきだと。
一方で秘密主義なVCに仮に資金の出し手を尋ねたところで全貌は分からないこと。実際守秘義務契約で縛られているケースも多い。更にそれが判明したところで、良い悪いの線引きも難しい。悩ましい問題です。【「この事件を受けて、金の出どころに関する議論が始まった」と、バンサルは言う。
他のシリコンバレー投資家は、微妙な立場に追い込まれている。一部のスタートアップ創業者は、出資者に人権侵害の問題があった外国政府と財政的なつながりがないかを、問い合わせている。今後は、スタートアップも投資資金の出どころを確認するようになると見る声もある。】