【石川善樹×NewsPicks小野】コミュニティは「孤独」への処方箋
コメント
注目のコメント
「コミュニティ」をテーマに、石川善樹さんとお話させていただきました。なぜ今、コミュニティが求められているのか? Well-beingの研究者である石川さんの視点から語っていただき、学びが多かったです。
そして、NewsPicksの魅力を石川さんに説明するために、日頃コメント欄でお世話になっているピッカーの皆さんのエピソードを話させていただきました(誰のことか伝わりましたか?)
NewsPicksのコメント欄でのやりとりを「連歌っぽい」と表された石川さん。異なるバックグラウンドや専門性を持つ方々が、「ニュースをより深く理解する」ために意見を投稿くださり、連なっていくのは確かに連歌的な楽しさがあるのかも(詠んだことないのだが)。現代の芭蕉さんになりたいという石川さんに、ときにはNewsPicksでもフラッと一句詠みにきてほしいですね。わー、小野さんだ!
石川さんってますます何者なんでしょう。松尾芭蕉になりたい予防医学者。プロフにある専門の「計算創造学」、聞いたことも想像もつかないので検索すれば、石川さんのプロフしか出てこないし。
NP内のユーザーを「温かさ」で繋げコミュニティを醸成しようとしたのが、今年のサンクスポイントという挑戦だったのだと思いますが、その理想とエコシステムの実装は創発的であるがゆえにマネジメントが難しいことと、社内事情?でコンセプトがボケてしまったり、現在のNPには情報収集と承認欲求という目的はあっても、居場所やリアルの繋がりを求めている人は必ずしも多くない(やりたい人は既にやっている、寧ろメッセージ機能のないSNSだからこそうまくいっている)という現実とズレてしまったなと感じています。
人は弱く寂しがり屋なので、居場所や所属先を求めます。しかし、違いがあるからこそ共通点を見つけあうような異業種的なコミュニティかうまくいくには、個々が自立し孤独を引き受けてているか、よほどうまくリーダーがコミュニケーションを取らないとうまくいかない気がします。
数多ある「異業種交流会」に参加してみてれば、そこにいる人種は特殊であることがわかります。私はそれらの多くは似非コミュニティだと思いまふ。
真にコミュニティにが作られるには、場や環境よりも参加者側に求められるものは大きいでしょう。私の言い方では「孤独を知っている」かどうかの違いです。
私なんかはどこに行ってもあぶれ者で、お見舞いに来てくれるような友達は居ませんが、それが気楽でいいなと思います。
大場サロンは私よりも参加者の貢献か大きいので、むしろ語源的なコミュニティと言えるのかも知れません。おお!小野さま,大変光栄です.
少し似ていて少し異なる方の話をお伺いすると着眼点が全く違って面白い.しかも利害関係にあるわけでなく,科学をベースにこれから協創関係を作っていけることを考えるとなおさら楽しく感じます.
コミュニティとは何ぞやを小一時間程度考えてみましたが,なかなか着地できませんでした.重力場や磁場などのような物理量の場が重ね合わせがコミュニティの特性で,個の集合体としてのベクトル(目的)が形成されているのかなと.でも,孤独や承認欲求の解消をそこに上手く組み込むことが難しく断念しました.
「マテリアル」は原子の集合体を多様な視点から扱う学問なので,人の集合体である「コミュニティ」と共通する点が多く,そこがマテリアルを追求する魅力の1つなのかなと個人的には思っています.
あとK. レヴィンによって1951年に提唱された「場の理論」や,場に関するレビューがとても興味深かったので,以下にリンクさせていただきます.
■〈場〉とはなにか
https://ci.nii.ac.jp/els/contentscinii_20180117054604.pdf?id=ART0009412713