【アカデミア】2019年1月開講。冬学期ゼミの募集がスタート

2018/11/20
NewsPicksアカデミアが主催する、3カ月・少人数形式の連続授業「アカデミアゼミ」
おかげさまで10月から始まった「秋学期」も多数の受講生の方々にご参加いただき、熱量の高い学びの空間が実現しています。
前田鎌利ゼミでは、受講生のみなさんが実際の仕事で使うプレゼンテーション資料を使用。前田氏が一人ひとりに具体的なフィードバックをしていきます(撮影:大隅智洋)
戦略法務を学ぶ水野祐ゼミでは、弁護士や経営者の方々が多数参加。プロ同士がイノベーションを起こすための法律論を議論しています(撮影:山口晶子)
本日より、2019年1月からスタートする「冬学期」ゼミの募集を開始いたします。

プロダクトマネージャーを育成

1人目のプロフェッサーは、フリーランスエンジニアの及川卓也氏。ゼミのテーマは「プロダクトマネジメントの極意」です。
各産業でデジタル・トランスフォーメーションが進展する中、企業は既存のビジネスモデルを脱却し、デジタル技術を活用して新たな価値を提供することが求められています。
その中で鍵を握るのは、技術面からビジネス面まで、プロダクト開発を一手に担う「プロダクトマネージャー」。
グーグルやマイクロソフトなど外資系企業では「ミニCEO」とも呼ばれ、市場価値も高いこのポジションですが、日本ではまだまだ十分な数の人材が揃っているとはいえません。
そこで今回、及川氏がプロダクトマネージャーの役割や仕事術、そしてそれを支える組織戦略を伝授し、ゼミを通じて「プロダクト作りのプロ」を育成します。IT組織の中で存分に活躍したい方の参加をお待ちしています。

歴史+ファイナンスの知見を得る

2人目は、日本M&Aセンター常務の大山敬義氏。テーマは「歴史と数字で会社を読み解く」です。
大山氏はM&Aコンサルタントとして、これまで100件以上のM&Aを主導してきました。M&Aの成功には、対象となる企業の姿を分析する「目」が欠かせません。
会社分析の際はもちろん、財務諸表や経営戦略に着目することは不可欠です。しかし大山氏は「それらはもちろん大切だが、それ以上に会社の歴史を見る」と話します。
歴史を見れば、その企業の本当に大切にしていることが理解でき、そこから「どの部分を強化すれば、さらにビジネスが伸びるか」が判断できます。
実は数字と同じぐらい、こうしたウエットの部分を見ることが、会社の実態を分析する上で役に立つと大山氏は言います。
ゼミでは、歴史、企業戦略、数字の3つを取り上げ、多角的な観点から会社の分析法を学びます。「歴史+ファイナンス」の知見を得て、ビジネスパーソンとして一皮向けたい人の参加をお待ちしています。

自分を掘り下げて、企画化する

3人目は、外資系IT企業でマネージャーを務める澤円氏。テーマは「自分を企画化する方法」です。
澤氏は知る人ぞ知る「プレゼンテーションのプロ」。年間250回以上のプレゼンを実施し、所属企業内でグローバルに表彰されるほどの腕前です。
しかし澤氏は、「単にうまいプレゼンだけでは、企画は通らない」と言います。話し方を磨くのはもちろんですが、それ以上に大切なのは、中身を突き詰めること。
特に、自社の持っているビジネス課題の本質を捉え、アイデアを磨き込んで初めて、人の心を動かす企画提案ができると語ります。
そしてこの手法は、単なる仕事の企画だけにとどまりません。「自分らしい働き方を実現すること」にも繋がります。自分は何で勝負したいのかを突き詰め、その思いを相手に伝える。もし現時点の能力とギャップがあれば、努力して成長する。
そうすることで、世間の誰とも異なる、唯一無二のポジションを獲得することができます。
そこで本ゼミでは、「課題の本質を捉える」「自己を掘り下げる」「それを効果的に伝える」という一連のプロセスを学び、「自分を企画化する方法」を身につけていきます。
また12月3日には、これら3つに加え、新たに3つのゼミの募集がスタートします。いずれもここでしか受講できないものばかりですので、奮ってご参加いただければ幸いです。