2部降格の大ピンチ。HSVが仕掛けたビジネスストーリー
NewsPicks編集部
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降格しても開幕戦にキャパと同じ5.7万人を集めたHSV。今回はその短期的対応策についてまとめました。監督のパーソナリティが最大の鍵とディレクターは語ってくれましたが、それを確実な結果につなげる事前の準備と仕組みづくりの重要性を感じた次第です。
これでHSVのマーケティングについてはお終いですが、クラブの方向性を守るための株主比率に対するポリシーとか、スタジアムのビジネスラウンジの作り方とか、観戦チケット所有者が無料で公共交通機関を使える制度の仕組みとか、ものすごくためになる面白い話もたくさん聞いてきました。
何より衝撃的だったのが、ドイツのクラブって所有するスタジアムに対する固定資産税がかからないということです。
ご要望と機会があれば、何らかのカタチで皆さんと共有したいと思っています。マスコットを活用した動画プロモーションとすると、模倣しやすいように見えますが、実際そう簡単にいかないでしょうね。
動画は降格決定前から作成計画を練りはじめていたとありますが、このあたりのリスクマネジメント・先行管理が素晴らしいですが、日常からの意識が反映されているのかと。
また、危機を機会に変えるアプローチの好事例ともいえますが、それがサポーターへの深い感情移入からスタートしていることがポイントだと思います。
したがって、表面上の模倣では実現できないと思います。監督やマスコットをただの「看板」ではなく、ファンの「感情」を揺さぶるアイコンにする。西武の辻監督やヤクルトのつば九郎を見ても、監督やマスコットの重要さがわかります。HSVの伝統、底力を感じられる記事。