経営者として学んだこと【孫泰蔵】 - 孫家の教え
コメント
注目のコメント
>そういうと、「父や兄(孫正義)に助けてもらえばよいのではないか」と思われるかもしれません。ですが、世の中のイメージと違って、そんな助け合いは一切ないのです。
>仮にその当時、兄にお金を無心したとします。そういっても、兄は「それはおまえのためにならん」で、終わりです。
>なぜなら、兄は兄でソフトバンク立ち上げのときに資金繰りで、地獄の苦しみを経験しています。なので「おまえも経営者ならそういう苦労をしないといけない」という考えがあるのです。経営者としては対等だというのです。
>あるとき、「泰蔵な、経営は(ゲームの)スーパーマリオブラザーズのようなものだ」と言われたことがあります。
>「俺はな、もう15面(ステージ)ぐらい進んでいるが、おまえは経営者としてはまだ1面なんだ。もし、1面もクリアせずに、4面にワープする土管を使ったとする。そうしたら、おまえは4面で瞬殺、秒殺だ。クリアなんて到底できない」と。
>ですが、ここで兄は、4面をクリアできなくてもどうってことはない、と続けます。
>コンティニューできずに1面からやり直したとしても、「目をつぶってでも1面をクリアできるようになれ」と。「2面も左手、指1本でクリアできるぐらいになれ」というのです。
>「巨人の星」の「大リーグボール養成ギプス」で訓練するかのような発想だったので、僕が相談したところで、「泰蔵、おまえもがんばれ。でも、俺は債務保証はしないよ」と言われるのが目に見えていました。
スーパーマリオブラザーズを知っていた、というのが面白いw