Tesla、中国顧客からのModel 3注文受付を開始
コメント
注目のコメント
Teslaの中国生産拠点は上海嘉定区。中国はこの地を自動車産業拠点へと育てている。
現在、嘉定区には国内外の各方面の自動車メーカーや自動車関連企業が集結している。2017年の嘉定区の自動車産業の生産額は4300億元を超え、2018年1~4月の嘉定区全体での自動車産業生産額は1554.6億元と、同期比で13.4%増加し、右肩上がりの勢いにある。
嘉定区には上海フォルクスワーゲンなど完成車メーカーや部品メーカーが300社以上あり、6つの国家級公共サービスプラットフォーム、100社以上の研究開発機構がある。
2016年の中国自動車産業基地競争力ランキングでも、嘉定区は総合競争力0.975と全国1位に輝いている。
更に自動運転の実験コースがあったり、実際に無人運転コースが一般道路と併設されている未来的なインフラを整えている。
一昔前は誰も住んでいなかったような街だけど、今は上海へのベッドタウンとして地下鉄も通っており、アクセス面でも便利になっている。
by嘉定区住民「中国で生産される同じ車と比較してコスト的に55〜60%不利な状態となっている、とTeslaは語っている。」
本来なら倍の価格の商品は売れない…が、車(しかもブランド)の場合は別。逆に売れたりする。
上海に工場を構えるのが正しいリスク回避なのかどうか、今後の動向を注視したいです。Teslaは中国での工場建設を計画しているが、受注の引き合いをみながら初期の規模とか時間軸を決めていくのではないかと思う。
工場建設はキャッシュアウトを伴うが、引き合いが強ければそのためのエクイティストーリーにもなる。