新着Pick
716Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
ビジョン・ファンドの出資先として最もホットな「View」をNewsPicks編集部で取材しました。(今回のスキャンダルで取材依頼も殺到・・・)

へぇ、と思ったのはビルの屋上に、センサーがつけてあり刻々と変わる天気を反映してガラスの濃度が変わる点です。霧が濃いなと思ったら、同じ太陽の位置でもガラスの曇り度合いが変わってくるんですね。

確かにブラインドに慣れすぎているので、ブラインドがない窓を想像しませんでしたが、ものすごい開放感です。外とつながっている感覚を残しながら、温度の調節と光の反射を抑える。今後の展開に注目です。
これは跳ねそう。だってビル工事に占めるブラインドの額たるや半端じゃなく、しかもあのビルのブラインドは決してスマートではないよね、外も見えなくなるし。取り付けも職人技だし無駄だと思ってた。これビルではなくて戸建て住宅まで入ってこれれば、住宅のデザインもずいぶん変わるだろうなー。そのためには断熱とか、熱系のテックとの合わせ技が必要。
まさか、ビジョンファンドのポートフォリオに、「ガラスメーカー」が入っているとは。と驚きました。


AGCも、調光ガラスのベンチャーと手を組んでいるのですが、ガラスメーカーが、ラインナップを増やすよりも、ビジョンファンドのポートフォリオに入っている方が、インパクトでかく感じちゃいますね。(卑下し過ぎ?)でも、これがシナジーを感じさせるってこういうことか、と思いました。

(ご参考に)
「魔法のような」IoT調光ガラス、旭硝子が惚れた技術
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/spv/1704/19/news022.html


調光のメカニズムについて、記事中に出てくるボーイングは、確か、液晶を使っていたはず。扁平な形をした分子が膜の中に挟まれていて、電気によってその向きを変えることで、光の通り具合を変える。
今回は、電荷でかわる、と絵に書いてあるので、電気によって、分子が吸収する波長が変わり、光の通り具合あいを変えている。具体的にはなんだろう、酸化タングステンとかかな。特許が750件とか言われると、ダミーも多そうで探す気になれないですね。ベンチャーでこの出願数は、すごいな。

しかし、こうなってくると、いよいよ、ガラスに割れてもらっちゃ困りますね…こういうのって、割れたらどうなるんだろう。
ガラスという素材をインターネットにつなげることで、そのビルを取り巻く表面をすべてデジタルコントロールできるようにして、まったく新しい空間や建物が生まれる。非常に面白いテクノロジーをもって、ビジョンファンドの最新投資先のインタビューです!

ちなみに10兆円ファンドは、投資先のユニコーン同士のプロダクトを掛け合わせることを成長戦略のひとつとしています。そう考えると、WeWorkなど不動産プラットフォームなどへ、このViewのスマートガラスを続々と導入していったり。ハウジングメーカーのKatteraもこうした新素材を活用していくのかもしれません。

いぞれにしろ初期投資が重たい製造業企業に、こうした1200億円の電撃出資があったことは、非常におもしろい事象です。ぜひご一読ください。
ガラスは建造物のコスト構成比でどれくらい占めるのだろう?デザイン性の高さなどにお金は払われるので4倍だったら一定の需要がある気もするし、高い気もするし…

半導体製造装置メーカー出身で、会社HPを見るとリーダーチームのほかのメンバーも半導体製造装置やソーラー関連の出身者が多い。
記事に「ガラスの上にコーティングをして電気が通るようにしている」とあり、おそらくは蒸着プロセスがある関係だろう。半導体、液晶、薄膜ソーラーのいずれでもあり、社長の出身企業であるNovellusも半導体製造装置のなかでも蒸着回りだった(2011年にLAMに買収されている)。
ガラスは外部から購入ということで溶融プロセスはないが、蒸着用のチャンバーは必要(下記ページの会社の工場の動画でも見える)で、ある程度資本が必要。
https://view.com/company/
孫正義さんが、スマートガラスのどこに魅せられたのかーー。
(1)スマートガラスによって「空間をまるっきり作り変えてしまう」ことができる。旧来のようにブラインドで外の景色を遮ることなく、自然光を取り込むことができる。日差しによってオフィスの気温が上がり、室内が暑くなることもない
(2)スマートガラスによってビル全体のエネルギーを約20%も削減することができる

イノベーションはどこでも起きるし、付加価値出せるところはいろいろあるなあと感じます。
IoTの分かり易い事例を初めて見た気になりました。確かにweworkとの相性抜群ですし、スマートホームの重要パーツになる気がします。中からは外が見えるが外から中は見えないとかも出来るなら、個人住宅にカーテンが要らなくなりますね。
あらゆるものがつながる、を超えてスマート化、インテリジェント化する。Viewの狙いも調光や省エネに留まらない。まさにガラスのインテリジェント化。

古くから構想されていたものがようやく実現できた、というエピソードも興味深い。アラン・ケイが今のタブレットデバイスそっくりのDynabook構想を1970年代に発表していたなんて話にも通じるところがある。

インテリジェント化のカギは、材料科学もさることながら、半導体やバッテリの小型化、か。ガラスは大きさもあるし、単体で使う構造物ではないからその制約は比較的小さいはず。

より複雑な製品だと、アプリから物まで一社がやるのも難しいだろうし、産業構造やイノベーションシステムがどう組み変わるのもかも興味深いですね。導電性繊維の開発プロジェクトに関わっていますが、なかなか材料側からキラーアプリは発想できない…

色々と、示唆が多いインタビューでした。
4年前、シスコ時代に某大手ガラスメーカーとの意見交換で、自分もこのコンセプトを説明しましたが、制御可能な遮光ガラスは既にあるんですよ、の一点張りで理解されませんでした。
ガラスがネットに繋がるという事をメーカーはコストや市場性が現実的ではないだろうと解釈してなかなか理解して頂けなかったようです。
面という面は、それが建物であれ道路であれ、単に遮蔽するのみならず制御スクリーンにも媒体にも通信経路にもなり得ます。荒唐無稽なように見えるそんな発想も着眼点次第でビジネスにする人達が活躍できる時代です。
スマートホームやスマートビル、スマートシティに空間を仕切る壁は必須。窓はその重要な役割を果たします。

そこで活躍するのがスマートガラス。太陽光や室内環境を自動・手動で管理できる。ブラインドやカーテンは不要。インテリア業界にとっては痛手かな?

コストは一般のガラスの4倍と高いけれど、省エネに貢献する。LED照明と同じような成長曲線を描くのでしょうね。
この連載について
孫正義がサウジアラビアと組んで始めた、10兆円のソフトバンク・ビジョン・ファンド。巨額の利益を生み出す一方、パートナーであるサウジアラビアの皇太子の疑惑によって、その存続を含めた危機を迎えている。
ソフトバンクグループ株式会社(英文社名: SoftBank Group Corp.)は、日本の携帯電話等の電気通信事業者やインターネット関連企業等を傘下に置く持株会社。日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
11.2 兆円

業績