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今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。
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宇宙マーケットは一桁二桁もマーケットは大きくなると思います。なにしろ今はインターネットの初期と同じく「真面目な」用途にしか使われていません。「不真面目な」マーケットが出来ると爆発すると思います。例えば無重力でセックスする風俗、とかね。
宇宙エレベーターは山崎さんが仰る通り地球軌道上は困難で従来の輸送系のコストダウンで対処する方がベター。でも火星軌道上は可能性高いです。
大学生がアマチュア無線機で人工衛星と更新する。時代が変わる予感を、あの時感じていました。
あれから15年。あと9日で、史上初めてキューブサットが火星に到着します!!!
MarCO(Mars Cubesat One)という名のキューブサット。これについてちょうど記事を書きました!(全文は明日配信のメルマガに掲載されます。)
http://hiroono.com/ja/2018/11/18/insight/
【追記】青木さんのこの表現には語弊がある:
>何百億円も掛けていた人工衛星が、数百万円で作れるようになってしまった。
1. 何百億円かかる衛星の全ての機能を数百万円でできるわけじゃない。例えばリモセン衛星や宇宙望遠鏡の分解能は主鏡の直径に左右される。これは物理法則だからどうしようもない。分解能を上げるには口径を上げるしかなく、すると巨大で高価な衛星が必要になります。
2. 東大で作られた世界初の超小型人工衛星のコストは確かに数百万だった。でもそれにはカラクリがある。学生は給料がいらないから。平均して10人ほどの学生が数年間、休日返上徹夜上等でやっていました。仮にそれが年収500円だったら、人件費だけで1億円はかかる計算ですね。まともな年収で、ブラックジャないスケジュールでやってたら、おそらく数億はかかったと思います。
数百億の衛星はいわばフェラーリ。超高性能のスーパーカー、誰にも手が届かない。超小型衛星はカローラ。日常的な多くの目的はカローラですみます。
超小型衛星の革命は、フェラーリと同じ性能のカローラを作ったことじゃない。フェラーリしかなかった市場にカローラが出現したということ。間違いなく大きな革命です。とはいえ、科学観測をはじめ、どうしてもフェラーリが必要な用途もまだ多い。だから「何百億円する衛星はもういらない」ということには、なりません。
同時に、印象的だったのが、取材に参加したインターンの井上さんが、「宇宙に行くための準備は何をすればいいでしょう?」と質問しだして、もう宇宙に行くのが前提の意識の高さを見せたこと。
ただ考えてみれば、確かに、彼ら20代前半だと、ちょうど金に余裕が出てきた時期に、当たり前に一般人が宇宙に行く時代になっているのかもしれません。
私たちが生まれた頃はまだ、「火星人発見」の可能性が、「火星人になる」可能性よりも高かったと思う。
今はもう「火星人になる」可能性の方が高い時代。
一時期、火星文学を集中的に読んでいた自分としては、この先がとても楽しみ。
火星文学史
http://www.tatsumizemi.com/2000/02/cowboys-on-mars-by.html?m=1
宇宙ビジネス市場についてまとめ
・宇宙産業の規模は全世界で40兆円近い
・半導体や医療機器の市場を超えるほどの規模
・その大きな市場が毎年2桁成長で伸びている
・30年後には100兆円を超える
・その内4分の3は民間のビジネス
宇宙ビジネスが今どんな状況にあるのかを広く理解できるインタビュー。青木さんの「ドローンと全く同じ構造なんです」という話がわかりやすく、これまでは費用的に政府機関でないと無理だったことが民間でも可能になったことで様々なスタートアップが生まれてきていると。
私が子どもの頃は、宇宙の仕事やるならNASAかJAXAしかない狭き門という印象でしたが、もうそんな時代ではないということですね。中高生にもたくさん伝えていきたいです。
最近、シンギュラリティ的な世界を想定することでかえって人の生きる目的とか、生命とか、あるいは企業、職、貨幣、法、税等々の経済社会の基本的な構成要素の本質が見えてくる(少なくとも疑問符がつく)…なんてことを考えていたのですが、この記事の火星移住のお話なんかを読んでいると、宇宙時代を想定することで見えてくるものもたくさんありそうです。
宇宙ビジネスは全く新しい産業と勝手に思い込んでいた自分が恥ずかしい。
今までの日本の技術や日本の地理的環境、これまでの衛星打ち上げの成功など、日本がこれまで蓄えてきた力が大いに役立つ分野であることをほぼ初めて知りました。日本もまだまだ捨てたもんじゃない!と少し元気になれました。
また、最初は超富裕層から開発費をペイして、富裕層→一般層への拡散という経済的な構造による一般化、スペース&エアポート建設による地域産業の活性化など宇宙ビジネスから他分野への波及など、実現すれば大きな経済効果を生むことも理解できました。
ただ、その一方で課題も感じました。
宇宙ビジネスに本気で関わろうと思う企業が他の国に比べて圧倒的に少ない。これだけの好条件を備えているビジネスに対して、官民ともに一気に力を注ぐパワーが足りない。
これだけさまざまな分野でスピード感を求められている時代、スタートのタイミングが最も大切なことは間違いない。
このような対談が早く広がり、官民の方々にいちはやく察知してもらい、日本浮遊の切っ掛けになって欲しいと思います。