ものづくりの「現場」から、くらしのアップデートが始まる
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言われている「プロダクトアウト型のビジネスではなく、マーケットインに変わっていく」は、私が住んでいる中国では実際に色んなところで起きていて、
アリババのフーマーに見られるニューリテールは顧客体験起点でのサプライチェーン再構築だし、
衆安保険は明確に「お客様の状況の把握を起点とした、保険のバリューチェーンのリビルド」を謳い、年間100商品にも上る新たな商品を出している。
Teslaの対抗馬でよく出されるNIOも、社長のウィリアム・リー・ビンが同じく社長を務めるBitAutoのカーライフ・データエコシステムで集めたデータを自動車作りに応用していて、車に搭載されているコミュニケーションAIのnomiのコンセプト映像を見るとそれがよく分かる。
逆にモノづくりに関わるBtoB企業は、このマーケットインによる高速モノづくりをどれだけ支援できるかに変わるのだとすると、データ活用基盤とそれに合わせて融通性の効く工場とチェーンが必要、ということになるのかな。
でもそれって深センですね…取材に同行し、構成を担当させていただきました。
アペルザさん。
創業間もないころ、VCから出資を得た際に記事を書かせていただいたご縁があります。
それがちょうど、今から2年前のこと。
今回の取材に際し、改めて状況を確認すると、
組織もビジネスもスケールされているご様子。
経営顧問には、誰もが知っている大物も見られました。
何だか率直に、嬉しい気持ちになりました。
対談では「現場」というキーワードが、何度もあがったことが印象に残っています。
まさしく、青田社長が文章中で触れている点です。
机上のB2Bではない、現場の、本物のB2Bです。
これから両社の動きに、注目したいと思います。
なおPanasonicさん。
現場に関するWebメディアも展開されています。
その名もまさに「GEMBA」。
https://gemba-pi.jp/
現場が抱える課題解決のユースケースも掲載されているようです。
本記事とあわせて読まれると、より理解が深まるかと思います。パナソニックが掲げた「アップデート」は「ディスラプト」と対になる考え方なのかもしれません。破壊的イノベーションではなく、事業の根幹や良い部分を残して、古くなった事業プロセスにパッチを当てるように改善していくイメージ。
泥臭いようにも見えますが、社会全体を変えていくにはこのやり方しかない気がします。詰まるところは現場視点。製造業に限らず、この記事に書かれている「現場あるある」に頷く人は多いと思う。