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ヤルタ会談において、ソ連のスターリンはポーランドの東半分を要求した。これにイギリスのチャーチルが反対。すると、アメリカのルーズベルトは、ポーランドの東半分はソ連に与えるが、その埋め合わせとしてポーランドにドイツ東部を与えるという“仲裁案”を出した。かくして、ポーランドは、領土ごと西へ引っ越すという羽目になってしまった。ただ、第二次世界大戦後に引かれた国境線は、いかに理不尽であれ、もう誰が何をどう言っても変わらない。それを言い出せば、また紛争になるからだ。いくら歴史的正当性を持ち出しても、そんなことは関係ないのだ。同じヤルタ会談の機会に、ルーズベルトは、南樺太とクリル諸島をソ連に与える代わりにソ連の対日参戦を要求した。少なくともスターリンにとって、クリル諸島は国後島と択捉島までを含むものであった。いずれせよ、歴史的にみて択捉島と国後島が日本だという理屈が成り立ったところで、国際社会は動かない。
かつて1970、80年代に英・アルゼンチン間でフォークランド諸島の帰属をめぐって話し合いが行われていた際、とりあえずイギリスはフォークランド諸島の主権をアルゼンチンに返還するものの、島はそのままイギリスが実行支配するという所謂リース案が提示された。ところがこの案はフォークランド諸島の住民、さらにはアルゼンチン側にとっても全く納得いかず、結局アルゼンチンは武力によって諸島を奪回する手段に訴え、失敗した。ケースは異なるものの、島の主権と実行支配が捻じれると、将来問題を引き起こす可能性が残る。短期的ではなく、長期的視点に基づいた解決法を模索してもらいたい。
北方領土については、もはや「返還云々」を交渉材料とする意味がないという見解が強いです。

現実に、北方四島に済んでいる人たちのことを考えると、今さら日本の領土になっても困るだけだとの実情もありますし…。

返還によって日本政府はとんでもない負債を抱え込む恐れすらあります。

政治的にはアピール度は高いですが、その後を考えると、もう少し違った角度からの交渉も必要だと思います。
ただでは譲歩しないプーチン氏。平和条約を締結してから、島の話をしよう。その姿勢はどうやらぶれていません。2島返還ではなく「引き渡し」で、しかも日本に主権は認めないというオプションまであるとすれば、日ソ共同宣言以前の段階に戻ったようでさえあります。

そう簡単にいくのかと思う一つの理由は、ロシアの国内世論です。ロシアの独立系世論調査機関レバダ・センターが2016年に行った北方領土に関する世論調査があります。そこでは、北方四島引き渡し「反対」78%が、「賛成」16%を大きく上回っていました。

調査では、解決方法についてもたずねていますが、「1島も返すべきではない」56%、「歯舞・色丹の2島を返還」9%、「共同所有」8%、「4島をすべて返還」「将来的にすべて返還」がそれぞれ4%。やはりゼロ回答がダントツトップでした。

色丹島などの住民の間では、早くも反発と困惑が広がっているそうです。まずは平和条約締結と経済協力で信頼関係を培いながら、島の帰属問題は解決を図ればいいじゃないかというスタンスのまま、適当なタイミングで「食い逃げ」されることもありえなくはありません。

ゼロ島からの交渉ぐらいの気持ちで、引き続きの駆け引きをみていかなければいけないかもしれないですね。

https://t.co/7WbJylqQBr
こだわっても仕方ない気がするけどねぇ。
ロシアとの外交関係がこの4つの島で定義されてしまう時代を早く終えた方がいいと思う。
無理して返してもらわなくても全然良い。
正直、いらない。

【追記】
返してもらってもほとんど役に立たない島。でも返還されたら防衛しないといけないんだけど、そんな最前線を守る費用はバカにならない。ロシアが侵攻してきたらどうするの?クリミアで起こったよね。
1956年国交正常化の原点に戻り、安倍首相の英断は素晴らしいと言いたい。
問題は、ここ数十年、四島一括返還という神話を作ったマスコミ、自民党なんだったのか。
自分で自分の首をしめてしまい、安倍先生によってそれをはじめて解く。
非常に冷静な外交、現実路線を行く外交だと思われる。
この点では安倍首相は歴史に残るメイ首相になると思う。
ブロック経済復活が進む中で主権国と統治国とがねじれる状態が一番美味しいんじゃないですかね。香港みたいに。国レベルの特区というか。でも武器工場を作って設計販売ロシア製造加工日本みたいなことになるといろんなところからめっちゃ怒られそう。
かつて、プーチン大統領は、北方領土をめぐる領土交渉に関して、柔道にたとえて、「引き分け」という言葉を使った。
この「引き分け」の意味が今後の鍵を握る。固有の領土として4島一括返還を唱えてきたわが国からすれば、まず2島、あとの2島については平和条約締結後にというのを「引き分け」と考えているのだろう。
しかし、それは甘いかもしれない。プーチンの「引き分け」の出発点は、4島ではなく、日ソ共同宣言にある2島であると考えねばならないかもしれない。そうなると、2島プラスアルファどころか、2島マイナスアルファの決着を迫られる恐れがある。