ドバイ経済、広がる「ホワイトカラー不況」の波紋
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今年は、中東で安定して繁栄していると言われてきたGCCの湾岸産油国が曲がり角に差し掛かる年でしたね。11・12月のWSJの記事をメモがわりにピックアップ。ドバイはリーマンショック以来の停滞期に。
対カタール断交の黒幕はアブダビだというのが地域で共有されている見方。ドバイはアブダビの暴走とも言える政治的な動きに苦い思いをしているのが現状でしょう。
政府系を中心とした自国民化は私がいた2000年初頭には既に始まっていました。優秀な人材も生まれつつあるとはいえ、残念ながら10年や20年そこらで、外国人と入れ替えて同等以上の成果をあげられるほどの実力はありません。
人に使われるのが嫌、そもそも使われたことすらない、というような人達が経験もないままいきなり組織の指揮を執るのですから、混乱は避けようがありません。
そして、彼らが「世界一」「世界最大」「世界初」を拠り所とする限り、ドバイの「過剰さ」に終わりが来ることはないでしょう。