【チャン・キム】「人間性」が満たされると、人は創造的になれる

2018/11/17
【チャン・キム】ミレニアル世代へ。2つの重要な伝言
【チャン・キム】“敬意”がイノベーションを起こすカギだ

失敗率を低めるカギも“人間性”の尊重

ムーギー ブルー・オーシャン戦略が世の中で認知されるにつれ、さすがに44か国とギネスブックに載るくらい世界中で翻訳されたため、日本語版も含め数々の誤訳もあいまって、批判や誤解が生じています。
特に、ブルー・オーシャンを生み出してから、それをどう維持するかについて疑問が生じています。教授はこのことについてどう考えていますか?
ムーギー・キム
ブルーオーシャングローバルネットワーク。慶応義塾大学総合政策学部卒業。INSEADにてMBA(経営学修士)取得。外資系コンサルティングファーム、投資銀行、米系資産運用会社、香港でのプライベートエクイティファンド投資、日本でのバイアウトファンド勤務を経て、シンガポールにてINSEAD 起業家支援企業に参画。INSEAD時代にチャン・キム教授に師事し、ブルーオーシャングローバルネットワークの一員として、新刊『ブルー・オーシャン・シフト』では、付録の日本ケースの執筆を担当している。著書に『一流の育て方』(ダイヤモンド社)『最強の働き方』(東洋経済新報社)、『最強の健康法』(SBクリエイティブ)などがある。』
チャン・キム そもそもブルーオーシャン戦略を一度実行すれば未来永劫バラ色などとはどこにも書いていません。