NY株急落、602ドル安 アップルが下げ主導
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適確な写真です。
NASDAQ総合指数の下げが大きく▲2.78%、ついでNYダウ▲2.32%、S&P500▲1.97%でした。ここから察するようにテクノロジーの下げが目立ちます。
市場のムードを冷やしたのはアップルで▲5%下落。
https://newspicks.com/news/3456816?ref=pickstream_130194
テクノロジー系の株価が総じて軟調で、NVDA▲7.84%、TSLA▲5.49%、SPOT▲4.89%、NFLX▲3.10%などの下げが目立ちました。
もう一つの主役はGSで▲7.46%でした。マレーシア政府からの手数料返還問題が取りざたされています。
https://newspicks.com/news/3456810?ref=user_130194
アップルの下げを見て、日本のアップル関連株の株価が気になります。ダウ-2.31%、S&P500-1.97%、NASDAQ-2.78%。
先物は昨日から下がっていたが、寄ってしばらくで100ドル安、1時間で200ドル安はともかく、その後もズルズル下がって先週の上げを全消し。ベテランズデー(復員軍人の日)の振り替えで、株式市場は開いていたが債券市場はお休みで10年債利回りは動いていない。またこれだけ下がった割に米国株式市場が開いている時間に再建はほとんど動かなかった(日本時間15時比較で0.2円円高)。
日経平均先物は約500円安。
米国株を業種別にみると唯一のプラスは不動産+0.20%。マイナスではテックー3.54%、消費財ー2.31%、エネルギーー2.14%、金融ー1.99%、資本財ー1.99%の下げが大きい。
個別ではAMD-9.51%、Nvidia-7.84%、Broadcom-6.43%など半導体系の下げが大きい。またGE-6.88%で株価は終値で7ドル台に。Apple-5.04%とこちらも大きく下げている。
記事にAppleの見通し下方修正について出ているが、具体的にはFaceID部品を供給しているLumentumが見通しについて下方修正し、そのなかで得意先企業の見通し変更により、と言及した模様。ただ、サプライチェーン情報的には先週日経が報じていて(①)、Appleは-2%ほど下がったが、部品系はそんなに下がっていなかった(②、③)。
①https://newspicks.com/news/3438151
②https://newspicks.com/news/3438812
③https://newspicks.com/news/3440342アップルショックとゴールドマンショックのダブルパンチ。
10年続いたスマホ景気の終焉。
昨年いよいよスマホ端末の出荷がYoY成長率ゼロフラットとなった。2007年初に黒のタートルネックのジョブズがいつもの舞台俳優張りの発表会でお披露目してから10年、完全にサチュレーションした。
その後人類は残念ながらネクストイノベーションを社会定着させるまでのプロダクトをいまだに生み出せていない。故の停滞、株安、不況、これがやってくると言っても言い過ぎではないかもしれない現実味。
今回直接の引き金は、iPhoneの部品主要サプライヤー ルメンタム社が主要顧客からの大幅減産要請(iPhoneのこと)を発表して株価3割安、玉突きでアップル時価総額が数時間で6兆円剥げ落ちた。
ゴールドマンはマレーシアを放逐されたナジブ前首相とねんごろに贈賄疑獄に複数役職員が関与、既にパートナー1名は罪を認め40億円罰金支払い証券業界から追放されている。どうせ数年してほとぼり冷めて何食わぬ顔でどこかで仕事をしてるのだろう。
相変わらずディシプリンの欠片も感じない米インベストメントバンク業界。