「可処分時間」の奪い合いが、小売業でも起きている【コメ兵 藤原義昭】
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注目のコメント
多種多様なコンテンツ、核家族、共働きなどなど。過去と比べると、生活水準は平均的に上がっているのに、可処分時間は実は多くはないわけです。
デジタルでつながることで、「選択→購入→使用」の顧客時間において、選択も使用もサポートでき、購入段階のジタンも実現できます。さらに、選択の段階から、いくつかのコンテンツで「期待値の設計」も可能になります。
しかしながら、いくらお膳立てしても、店舗での配慮のある応対がないと台無しになってしまう。
藤原さんの最後とコメントは、まさにおっしゃる通りです。「 最後に、もう一つ忘れてはいけないことは、店舗で提供する価値は物理面だけではなく、感情面にも配慮するということです。」
期待のちょっと先を行くことで、「気が利いたお店」になるのではないでしょうか。店舗がメディア化し、ネットが購入の場になりつつあることを考えると、ウィンドウショッピングの意味合いが大きく変わってくるんだろうなと。ウィンドウ「ザッピング」に変わっていき、そこで気に入ったものをオンラインで買う流れになりそう。中国や韓国ですでにそういった動きも活発ですし。
可処分時間というと、エンタメ分野での奪い合いをイメージしがちですが、それは小売業でも起きているのでは、という記事。
リアル店舗ではそこでしか味わえないショッピング体験を提供しよう、という切り口で施策が語られることが多い印象ですが、限られた時間で来ていただいているのだから、快適にスムーズにお買い物いただく、というのはその通りだなと思いました。
ただ、キャッシュレス普及はどちらかというと小売業というよりはユーザー側の課題のような、というのがワタクシの意見でございます。