いじめ検知もAIで それでも忘れてはいけない「人間の役割」
コメント
選択しているユーザー
目の行き届かないところに、気づきを与えるというのは、IoTやAIが得意とするところ、それでも、というか当然、それをどう使うか人間の役割はある。管理社会になってしまわないようにすることも含めて。
注目のコメント
取り組みとしては面白いですね。こういうのってトイレに置かれたセンサーが通常より大きい騒音を検知してそれでその後人がどういうアクションを取るのか気になります(AI開発と実装をしているのでいつも最後のアクションのところが抜けているのが気になってしまう職業病みたいなものかも)。
騒音や電子タバコを検知したら先生のスマホとかにアラートが鳴ってチェックしに行くとかでしょうか?まあ抑止力になればいいですよね。でもこの記事にあるようにAIが検知してくれるからってほっておくとAIの精度も下がるし、人間が使って、もし検知したものが誤検知なら正してあげたりしないと価値は発揮できないです。
そして大人や先生がこのAIシステムとどう協業スキームを作り上げていじめ撲滅のゴールを共に達成できるか。AI導入は裏を返せば人が一番人らしく能力を発揮できるところを見つける作業でもあります。検知部分はAIに任せ、いじめられている子に共感する、助ける、話を聞くなど、人にしか出来ないことでいじめ撲滅が実現されることを願います。「それでも人間の役割が大切だ」とAIやIoT含むEdTechを上から見るのではなく、EdTechによって人間の役割を変化させないといけないこと。それが大事です。
今の教える側ありきでEdTech導入しても、使い方云々の前にそもそも使われておらず、学校でのICT機器の死蔵率が高いことはGLOCOM の豊福先生たちが再三指摘されてきたことです。
やっぱり人間の役割大事だよねってことを前提とせず、EdTech入れた時に、どんな新しい役割を果たさないと人間は不要になるのかをもっと考えて行動変容しないと、いつまでも変わらないと思います。
なお、個人的にはラーニングデザインであったり、一人ひとりの子どもたちの成長を見る役割にこそ、人間の教え手の専門性が発揮される時代だと思っています。教育従事者の専門性が高まり、職業としての地位が再び上がっていく時代の到来を期待しています。