老舗シチズン「アップルと戦わない」時計戦略
東洋経済オンライン
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注目のコメント
「技術と美の融合」ーコンセプト:
外観は従来のデザインを進化させ、中にはスマートウオッチ機能を持たせる。高級路線も踏襲。
Appleでは困難な領域なので、「装飾品としての時計」を追求する、エコドライブなどの自社の付加価値技術を訴求する戦略は、既存の時計メーカーとしては正しい。確かに腕時計業界においてはその存亡を分ける大変革時代でしょうね。実際にはネットワークにつながるスマートウォッチとスイスの自動巻きやブランド宝飾系のアクセサリー的な腕時計に二分するように思います。この変革期はデジタル時計が出始めた40年前以上の大きな影響があるでしょうから時計メーカーさんは危機でもあり一方で、時間だけではない情報端末メーカーへの飛躍のチャンスかもしれません。日本の時計メーカーさんに期待したいところです。
アップルが攻め込む腕時計の業界がどうなるかは、テスラとグーグルが入り込む自動車の業界とも近い構造で、とても興味深い。二極化するのか、それとも片方が駆逐されるのか。
ちなみに最近僕が買った腕時計は腕時計専業メーカーのものでもアップルウォッチでもなく、Garminというスポーツ専業メーカーのもの。変化の時代は色々なプレイヤーにチャンスがあるかもしれないですね。