【実録】あなたの知らない、「日本の天才」が集う場所
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注目のコメント
ご紹介ありがとうございます!
僕は正直に言えば、「僕が面白いと思ったゲームを布教している」と言った感覚でAtCoderを運営してますが、それと同時に、日本のITレベルの上昇にも寄与出来てるのかな、とも思ってます。
中国なんかだと小学生から競技プログラミングに参加する若者も増えてますし(日本でやってるはずのAtCoderでも、10歳,11歳の参加者を見ると8割以上が中国人!)、日本でももっと普及させていきたいですね。この数年間、ずっと断続的に、この天才たちが集まるコミュニティを追っています。
興味深いとともに、もったいないと思うのは、みなさん世界レベルの実力があるのに、どちらかというあまり表に出るのが好きではないタイプが多く(一部を除いて)、その異才ぶりがあまり世の中に知れ渡っていないことです。
こうした人材が、気持ちよく活躍する場が与えられれば、遅れが指摘されているAI分野などでも、なにか尖った結果が出てくるのではないかと確信しています。シンプルにかっこいいですよね。自分が中高生の頃に知っていれば、数学オリンピックではピンと来てなかったけど、競技プログラミングならやってみたいと絶対なってました。トップまで行けた自信はないですが笑
ライフイズテックのメンターや参加者の中にもまだ多くはないですが、競技プログラミングの世界に入っていく子がいます。そうではなく、アプリリリースに青春をかける子もいれば、ゲームクリエイター目指して毎日ゲーム制作してる子もいます。
大事なことはプログラミング教育にも一つの絶対の道はないということです。本人の志向や特性などによって、活躍できる選択肢は無数にあります。
そこを誤って「この言語じゃないとダメ、このジャンルじゃないとダメ」ということを大人が言い始めたら、「東大じゃないとダメ、医者じゃないとダメ」等と言っていた大人と同じことです。
現場で一人ひとりの中高生に関わるものとしては、各人の可能性を引き出すファシリテーションが大事だと思っています。押し付けのティーチングにならないようには常に気をつけています。