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【研究】貧困からの脱却にまず必要なのはポジティブ思考

NewsPicks編集部
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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    アフリカや中東の人たちは、少なくとも表面的には根拠もなくポジティブな人というのはすごく多いと思います。留学生たちの初年度の英語の授業の一環として、「私の国の現在と未来」というプレゼンテーションがあったのですが、アフリカのある国から来た学生は、「現在:天然資源が十分でないから貧しくて内戦をしている」「未来:天然資源が湧いて出てきて豊かになる」という未来像を満面の笑みで語っていました。こういう「ポジティブ」な発想をする中東やアフリカの人々はむしろ多数派ではないかと思います。「そういうのじゃなくて、まず軽工業の製造業から始めて、教育と福祉に配分を大きくしながら、産業を発展させていってはどうか」というようなことを言うと、一瞬不愉快そうな顔をする人も多いので、本当のところは、「ポジティブ」ではなくて、自分たちにはそういうのは無理だと思っているのかもしれません。
     シンガポール人の官僚なんかはむしろ非常に「ネガティブ」な発想が多くて、将来起こりうる様々な問題を挙げては、どう対処していくか、考え続けています。中国人も最近はそういう人が増えた印象があります。
     この記事で挙げられている「実験」ですが、何やら援助関係者の我田引水、自分たちの事業の意義を強調する趣旨のようにも見えます。単純に考えて、映画を一本見せたくらいで人生は二つの道に分かれたりしないし、そんなことで成績が上がるなら苦労しないでしょう。当然、もっと無数のファクターがあります。
     「自信」は重要ですが、「自信」の根拠となりうるのは具体的な成功体験だと思います。自分自身の成功体験に越したことはありませんが、できるだけ身近な例が有効だと思います。自分の父親が商売に工夫したらオートバイを買う金が貯まったとか、隣のおじさんは出稼ぎに行って元手を貯めて村で最初の携帯電話の店を始めてずいぶん羽振りがいい、とか。本や映画で成功体験を知らしめるのもいいですが、ちょと頭のよい子なら、「これなら自分もできそうだ」と思ったりしますから、具体的な方法を示して、自分にもありうる話と感じられるかどうかがポイントだと思います。


  • リブ・コンサルティング 執行役員

    ポジティブシンキングが、イメージが湧くことによる"ゴール設定"と組み合わさった時に、より力を発揮するのではないかと感じました。

    学校教育で最初に教えるべきこと、実践すべきことだと思っています。ゴールの立て方は実に奥が深いです。よくSMARTというフレームワークが使われますが、それと同時に大切なのは、そのゴールがワクワクするものなのかどうか。やりたいことしか人はやらないんです。

    今回の実験結果でパフォーマンスを高めた子は、映像をヒントに、ワクワクゴールが設定されたのかなと想像します。

    ■参考
    S = Specific 明確な
    M = Measurable 測定可能な
    A = Attainable 実現可能な
    R = Relevant, Realistic 価値観に沿った、現実的な
    T = Time-bound 時間軸のある


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    ライフイズテック 取締役 最高AI教育責任者

    これ日本でも言えることで、他国の他人事ではないです。
    ポジティブ思考というと個人の指向性の問題のようですが、実際はそうではなく、周辺環境によって本人の自己効力感が低くなってしまっていることが問題です。

    それを個人のせいにせず、改善していく力を持っているのが、教育です。
    文中にあるように「自分だってもっといい人生を送れるんだ」という希望を生み出し、貧困を撲滅する教育施策を民間としてもあれこれ提案していきたいところです。


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