全世界の住所を3つの単語に置き換えた「what3words」、ソニーのファンドから資金調達
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Plug and Play JapanのBatch 1 採択スタートアップです。大好きすぎて、色々な人に説明しているサービスです。
説明すると
「で、何が便利なの?(道に迷ったこととかないし)」
「これどうやって儲けるの?(マネタイズ方法が見えない)」
「言葉の選び方がなんか変だね(英語と日本語を比較するとちょっと日本語の方がほっこりします)」
などと言われますが、個人的に一番面白いと思うのは使い道の余白が大きい、というところです。
スタートアップ、というと最先端のなんだかすごい技術を使って、なんだか魔法のようなことをする、ということを期待されたりもするのですが、このwhat3wordsの面白いところは誰でも思いつきそうなことで、でもそれをちゃんとやっていて、色々なことに応用できそう、というところ。
記事内にもダイムラーの話がありますが、新しく発表されたベンツのA-ClassにはMBUX(Mercedes-Benz User eXperience)という仕組みを入れているのですが、このwhat3wordsも導入されています。(日本は残念ながら未導入)行きたい場所の「what3words」をいうだけでナビゲーションが行き先を設定してくれます。発音しづらい住所よりも、誰もが知っている言葉3つ、というのがポイントだそうです。
これから世界中でどんな取り組みが進んでいくのか、個人的にもとても注目しています。パリティ(エラー検出用情報)を埋めることができないので、いかに聞き間違い/覚え間違い/入力間違いを防ぐか、といったところが味噌かも。
また、1000単語くらいだと10億通りしか作れないので、計算上は10万単語くらい用意しないといけない。あれ、でもそんなの無理なので単語の選び方にも情報が入ってますね。結構巧みに計算されたコードかも。