70歳で新分野に 出口治明氏(APU学長)インタビュー
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注目のコメント
まさに金言の嵐。
「教養とは、知識×考える力です。料理にたとえれば、材料を集めて上手に調理すればおいしい料理ができますが、たくさんの材料を集めることが知識の習得であり、上手に調理するのが考える力です。」
「古典は、市場の洗礼に耐えながら、長い時間淘汰されずに生き残って来た良書です。そこには時代を超えた本質が詰め込まれています。」
「最高のべンチャーは、新しい国を創ることです。しかし国を創建した人に「大きな国を作ろう」と最初から周到に考えていたような人はほとんどいません。様々なめぐりあわせがあり、天の刻、地の利、人の和の3つが揃って、いつの間にかリーダーになり、国を拓いてきたケースがほとんどなのです。」
「僕自身は川の流れに身を任せるように生きてきました。それが人生のリアリズムだと思っています。」
「「メシ・風呂・寝る」では知的生産性は上がりませんから、これからのビジネスパーソンは早く帰宅して、何よりも「人・本・旅」で勉強することです。」
「同じ会社の人間と話をしていても、たいしたインスピレーションは湧きません。異なる世界の人と会って初めて、びっくりするようなことが起こり、イノベーションにつながるのです。」
「誰もが現在の体力と能力と意欲に合わせて働けばいいのです。そして何歳になっても好きなことを勉強して、チャレンジをし続けて、人生を楽しむべきでしょうね。」日本生命を退職後、還暦を目前に一から生命保険会社を立ち上げ、70歳で教育界に転身して大学学長に就任。「全世界史(上・下)」(新潮文庫)など多くの著作があり、読書家、教養人として知られる出口治明氏に、人生100年時代を迎えて、ビジネスパーソンが身につけるべき教養、学び方、生き方について、お話を伺いました。
先日、別府のAPUで出口学長に会ってきました。APU起業部を作るとか。i大を起業するに当たりアドバイスを求めると「多様性とリベラルアーツが大事ですよ。」御意、心得ます。