ロート製薬、発毛剤市場に参入 30~40代狙いリアップ追撃
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注目のコメント
アンファーや、ロート製薬が参入で益々マーケットの競争が激しくなってきたミノキシジル市場。以前、アンファーがプレスリリースしたときにコメントさせていただいたので、再掲させてください。
https://newspicks.com/news/3276855
"60ミリリットル入りで希望小売価格は7560円。薄毛の悩みに答えたりする専用アプリも配信し、発売後1年間で20億円の売り上げを目指す。"
後発と言ってもアンファーと同様、価格で競争しようとはしていなそうです。アプリも開発ということです。
関係ないですが、ロート製薬の今のコーポレートスローガンは NEVER SAY NEVER です。力強いですね。期待させられます。大変気になるニュースです。
それにしても、もう後発薬が出るほど時間が経ったのですね。
毛の問題は多くの男性の悩みですし、手にしやすい価格帯の製品が出回ることでより多くの毛根が救われることを祈ります。
ミノキシジルは元々降圧薬で「飲む薬」です。体内で代謝を受けることで薬効を発現するプロドラッグというものですが、これを「塗って」使っても一定の効果がでるのが面白いです。
この作用機序についても、さらに原理の解明が進むと大変ありがたいですね。血流改善、毛乳頭細胞成長因子の誘導、毛包細胞のアポトーシス(細胞死)抑制など様々な仮説を聞きますが、遺伝性の要因すら超えて皆平等に生える原理を知り得る日が来るのを心待ちにしています。
でもまあその、無くてもカッコいい人はカッコいいですよ。
そういう者に私はなりたい。年間5000人ほど薄毛患者の診察をしますが、結論として塗り薬系は効果はいまひとつに感じます。一般的なAGA専門クリニックではミノキシジルの内服薬の処方がメインですし、そちらの方が発毛効果は高いです。
ただしクリニックはよっては年間100万円を越えるところも多い一方で年間15万円程度でミノキシジル+フィナステリドの処方を行うクリニックもあります。費用と発毛効果には相関関係はなく、どこも処方される薬は同じです。出来るだけ費用をかけず、継続的かつ効果的な対策がベストですね
http://haircare-clinic-roppongi.com
(価格の参考にどうぞ)