ブロックチェーンで廃棄プラスチックを仮想通貨に変える「プラスチックバンク」
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世界中に放置されたプラスチックを全て回収してリサイクルすることができれば、その価値は4兆ドルにのぼると言われているのには驚き。
ただ、実際それだけの量を捌ききれるリサイクル技術(つまり供給体制)や、リサイクルされてできる衣服やコークスや生成油などの生成品の卸先(需要面)が整っているのかどうかは気になります。
また、廃棄プラの回収方法や査定方法などの詳細もあるとより面白い記事でした。
まぁとはいえ「既にハイチやフィリピンなどでこのエコシステムが機能している」ということですから、凄いことだと思います。生分解性プラスチックのように、地球に優しい素材を生み出すことが注目されがちで、それはとても大切で素晴らしいことですが、流出することが前提、ととらえることもできます。
使用する人の意識を変えてリサイクルに回す量を増やすことも必要ですが、たくさんの人の意識を変えるのは簡単ではありません。
現状を伝え、理解してもらうのに時間を必要とします。
大切で根気の必要な課題だと思います。
そんな中、すでに流出したプラスチックを回収してリサイクルするというのは、ただ環境を美しくするだけでなく、新しい雇用を生んだり、貧困の人を救うための食糧を調達できるなど、たくさんの人の幸せに繋がるステキな取り組みだと思います。現金じゃなくトークンで買い取るメリットはなんでしょう?
・使いみちを限定することで、「確実に貧困者の必需品に使われている」という証明になる。生活保護の医療券等と同じ仕組み。
→それにより共感を得やすくなり、出資が増える、かもしれない。ただし、この点を突き詰めるなら現物支給がよい
・治安が悪い地域でもブロックチェーンによって盗難が格段に難しくなる。
逆にデメリットは
・ブロックチェーンを使えるほどの情報インフラが整っていない可能性がある
・被支援者側の自由を束縛する可能性がある。ただし、自由を突き詰めるなら現金がよい
という感じでしょうか?
治安が悪くてもブロックチェーンなので安全性が高い、という一点で受け入れられているのでしょうか?