ゲイの遺伝子はなぜ引き継がれるのか?大規模調査が導く1つの仮説
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性の多様を社会を許容することの重要性がよりわかる研究ですね。ゲイの遺伝子が引き継がれる理由について、ダーウィン的な均衡と一貫性があるという話。アメリカ人類遺伝学会での研究発表です。
あらゆる文化において、男性の2~5%はゲイである。ゲイという特質は部分的には遺伝的なものであることはすでによく知られている。
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ゲイの男性が子どもを持つことがほとんどないため、その性的な特徴は世代を経るはずだが、そうではない。
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この進化のパラドックスについてゲノムデータで研究すると、ゲイになる素因である遺伝因子を持つ異性愛者は、性的パートナーを見つけやすく、より高い「性交の成功度」につながる可能性があるということがわかった。
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これは進化において一般的に見られるトレードオフで、ゲイの遺伝子の存続がダーウィン的な均衡と一貫性があるものと考えられる。誤解を恐れずに言えば「モテ男」と「ゲイ」は遺伝子的には紙一重と言う話。
LGBTのうちTは先天的だが他は趣味・嗜好と考えている杉田議員や氏を擁護する意見を持つ方々はこの記事を読むべきだ。
敢えて杉田議員の価値観の土俵に乗るのであれば「モテ男」は生産性が高いと言う話になるが、遺伝子的には、モテ男の存在はゲイの存在と表裏一体の可能性がある。ヤリチン(異性愛者の中の)にはゲイになる素因をもつ遺伝因子をもっていることが多いから、ゲイは生き残るということか。
これ、すごくすごくすごくおもしろい。
均衡が保たれてるんだな〜。
やっぱ遺伝子の解明に携わっていきたいなと思わされた。
まだまだ知らないことがたくさん。
種の中の特徴が多様である目的は、種の存続だろうからそこらへんを解明出来たらすごく楽しいだろうな。