日経平均は大幅反発、上海株高が支え 企業決算への再評価も
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日経平均+1.45%、TOPIX+1.38%、マザーズ+3.83%、REIT+0.08%。
寄り付きマイナスだったが、9時20分くらいにはプラス転換。ちなみに世界全体も連動している局面ということで海外も見ると、上海+1%、香港-0.9%、ダウ先物+75ドルというとこ。日本株の反発が強いのは、為替も昨日から0.7円ほど円安になっているのもありそう。
業種別には3業種以外プラス。マイナスは鉱業-2.94%、電ガス-0.80%、不動産-0.60%でプラスは紙パ+4.03%、その他金融+3.26%、電気機器+2.70%、サービス+2.56%、機械+2.43%。全体としてはディフェンシブが劣後しており、買戻し感。
個別ではSUMCO+7.33%、TEL+6.54%、信越+4.21%など半導体系が強い(NAND生産調整に入っていくが、一昨日SUMCO橋本会長が大口長期契約は当分埋まっているという話はあった)。あとは昨日決算でCATとは違い上方修正だったコマツ+6.18%、下方修正の一方で特別配当も発表したファナック+3.38%(ただ今から買っても配当がもらえるわけではないのだが…おまけに本来自社株買いの可能性があったのを配当に回すのは個人的には微妙だと思うのだが)。上海二部指数化しているような最近の日本市場。たぶん、中国では空売り等々の規制もあるので、アジア全体でリスクウエイトを調整しようとして日本にも売りが同様に起こりやすいのかな?とか考えています。大国の規制は自国以外にも影響しうりますからね
この三週間で3000円以上下がっていた日経平均株価がやっと好反発。
2万1千円を割ることによる抑制心理と中国経済の後押し、それから様々な企業の決算が予想より悪く無いためとされる。
ただまだこれから回復続きとなるかはわからないですね。
米中関係は相変わらずだし、日本政府も消費税など国民の関心が高い事項に対して明確なアイデアを示せていない。
その上にブラジルの極右大統領の当選もありました。
これからの世界情勢は非常に予測しづらい局面が続きそうです。