[東京 29日 ロイター] - マネックスグループ<8698.T>が29日に発表した決算資料によると、傘下の仮想通貨取引所コインチェックの2018年4―9月期の税引前損益は8億4700万円の損失だった。体制整備のためのコストがかさみ、四半期ベースでは2四半期連続の損失となった。

出金や送金の手数料などで受け入れ手数料が1億3900万円となったほか、仮想通貨の売買に伴うトレーディング利益も11億1800万円となった。一方、人件費や事務委託費などで販管費が22億4400万円となった。

金融庁からの2度の業務改善命令を受け、コインチェックはユーザーの新規登録や一部のサービスを停止している。

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(和田崇彦)