AI研究で「未来のバイリンガル」を育てる、名門MITの新大学構想

2018/10/31

研究の新たなスタイルを目指す

AI(人工知能)の技術革新の波をどう乗りこなすか、主要な大学はどこも頭を悩ませている。
AIのツールを使いこなすだけでなく、その倫理的および社会的意味を深く考えられる人材をどのように育てていくか。ここ数年、AIに関する講義やカンファレンス、学際的な専攻課程が次々と増えている。
そんななか、マサチューセッツ工科大学(MIT)は10月、コンピューティングの研究に10億ドルを投じ、「AIカレッジ」を立ち上げるという野心的な計画を発表した。資金の3分の2はすでに調達しているという。