ピクサーと黒澤明に共通するチーム力とは
NPコミュニティチーム
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注目のコメント
「原液は一人」で作り、「カクテルは複数人」で作る。
自分が書籍や企画、プロダクトを作る際に大事にしている方法論です。なぜなら「多数決によってコアのコンセプトを作ってしまうとプロダクトや企画が凡庸でつまらないもの」になってしまいがちだから。これが「原液は一人で作れ」です。
ただ、その原液はあまりに濃すぎるためそのままだと「多くの人」は飲めたものではない。そこでカクテルを作ってくれる仲間が必要で、この時は「沢山のバーテンダー」がいたほうがいい。と感じます。ここでは出来るだけ多様な意見を取り入れたほうがいい。
ピクサーは継続的に素晴らしい企画を作り続けるために「フラット」で「複数人による」企画会議を実践しているようですが、これは日本人も別に苦手なものではありません。
この方法論を日本版にカスタマイズし、成功した事例が名著『複眼の映像』には描かれています。必読の書です。「原液は一人」で「カクテルは複数人」で作る!
すごくイメージしやすい。
黒澤明作品がそんなチームで作られていたなんて、とっても魅力的。ピクサーも黒澤明作品も天才がワンマンでつくっている印象だったので、驚きでした。「原液は一人で、カクテルは複数で」がチームの秘訣とのお話に、ビビっと。最初の原液(コアアイデア)は「偏愛」から生まれるのも納得。ベストセラー『転職の思考法』の製作秘話も勉強になりました。