【藤原和博】人生100年時代の、ファーストキャリアの創り方

2018/10/27
リクルートの営業統括部長から40代で「民間校長」に転身した藤原和博氏が、自身の経験をふまえ、就活世代に送る「最初の仕事・会社」のベストな探し方とは?
富士山型から八ヶ岳連峰型へ
今の就活生にとって悩ましいのは、モデルとなる大人が近くにいない、ということだと思います。
今の就活生が22歳前後だと仮定すると、親御さんは50歳前後である可能性が高い。この世代はいわゆるバブル世代で、売り手市場のうちに就職し、一生1つの会社に定年まで勤めて、あとは余生を暮らそうという人生設計をしている人が多いと思います。
一方で今、巷では2020年度から、大学入試の制度も変わり、IT化・AI化などにより事務仕事がなくなってしまうという噂も流れています。
それに加えて、経団連は「就活ルール」の廃止を宣言。片や、政府は「働き方改革」を叫び、人生100年時代の働き方を唱えています。
このような時代背景から、自分たちの世代は、親とは違った働き方やキャリアを構築する必要がありそうだ……と薄々感づいている学生が多いのではないでしょうか。
結論から言うと、その通りになると思います。そこで、本稿では、人生100年時代、先行き不透明の時代のキャリアの創り方について、じっくり語っていきたいと思います。