【新】中国から学ぶ「未来のスーパー」の作り方
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今年夏、米ウォルマート傘下の西友の売却話が浮上した時に、「もし仮に、アリババが西友を買収したら、どんな未来なスーパーマーケットを作るんだろうか」思いました。そこで日本と中国のショッピングについて詳しい経営者を探して、お話を伺えたのがインアゴーラの翁社長でした。
大学時代に日本に留学して、伊藤忠で初めての中国人新卒社員として働き、そこから5度の創業を経験してきたシリアルアントレプレナー。そんな翁さん自信の半生も面白いのですが、今回は日本人のイメージを超えるスピードで、進化する中国人のショッピング論を語ってもらいました。
日本の小売業界のモデルは、すでにアジアの中でもかなり「旧式」になっている。だからこそ学べるポイントが多いと実感できる、記事をご一読ください。中国のニューリテールはアリババとテンセントが牽引しているようですが、鍵はキャッシュレス決済、モバイル決済だということが印象的でした。
ニューリテールはオンラインとオフラインの融合。であれば、両方で使えるのは、電子決済、モバイル決済です。
日本で中国のニューリテールを展開するためには、モバイル決済が不可欠。それを提供して効果があるのはEコマース企業だということです。
O2Oのリテールは商品の売れ残りを削減し、廃棄処分が少なく、エコロジー。日本のリテールを考え直す刺激的な記事でした。お話しのすべてが非常にシンプルなロジックで明快、わかりやすかったです。
日本では「スマホでタップして30分後には自宅に配送」という中国モデルは人手不足がボトルネックになって機能しない、それよりは無人コンビニがフィットする、というコメントにも納得。
中国では強烈なオンライン企業が決済をはじめオフラインを主導していった...そうなんですよね。日本では官民を上げてキャッシュレス推進協議会を組織して…とやっていますが、それだとなかなか進まないんですよね。