米証券取引委員会、ブロックチェーン企業の相談窓口FinHubを開設
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米国の規制当局の動きはCryptoにポジティブ >SECのジェイ・クレイトン委員長は「FinHubは、我々が証券市場のイノベーションの動向を注視し、そこに参加していく努力の中核となるものだ。市場の将来性を担保しつつ、柔軟で迅速な規制対応を行っていく」と述べた。
SECとCFTCの動きが来年以降も注目ですが、先日シリコンバレーの友人と話をしていて、現CFTCチェアマンのJ. Christopher Giancarloの2019年の引退は一定のインパクトがあるのではないかという話です。
CFTC Chairman J. Christopher ‘Cryptodad’ Giancarlo to Retire After Term Ends in 2019
https://www.ccn.com/cftc-chairman-j-christopher-cryptodad-giancarlo-to-retire-after-term-ends-in-2019/
彼の引退によって仮想通貨をどう取り扱うかに関して、保守的になるか、先進的に取り組むのかは機関投資家等の流れ込み等を踏まえると気になるところではあります。【国家戦略としての金融システムディスラプション】
金融システムのディスラプションによる競争力強化と
それによる近未来金融システムの世界覇権争奪戦は、
アメリカと中国の新しい闘いの場になりつつある。
国家主導でそのゲームを制しようとする「金融の新参者」
中国をねじ伏せるためには、GAFAやそれに続く振興勢力の
活力を最大限に発揮させ、自ら率先して既存金融システムを破壊して前進するしかないという決意と、それを推進する国家戦略がある。
先日、ムニューシン財務長官の特別顧問を務め、来日したクレイグ・フィリップス氏と話していてそんな確信を深めた。
いわずもががの事ながら、ムニューシン氏はゴールドマン、フィリップス氏はモルガン・スタンレー。共にウォール街出身。
今回のSECの取り組みも、そうした明確な意志が裏にあると受け止めている。