【独自】世界第二の市場は日本、CVCトップが語る次のトレンド
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Salesforce Venturesにとっての第二のマーケットが日本というのは意外でした。そういえばSlackにおいても米国に続く第二のマーケットが日本ですし、充実した製品やサービスがリーズナブルに手に入るC向けと比べて、日本において、B向けのサービスは大きなポテンシャルがあるということなんでしょうね。
AppleのApp StoreのB向け版にあたるApp Exchangeも広がってきているようですが、SaaS型のサービスを見ていると、Boxilの以下のレポートにもあるように「エコシステム化」は引き続きのトレンド。
https://boxil.jp/mag/a5170/#5170-8
日本でもMoneyForwardとかCloudSignとかはSaaS×エコシステム化で急激に伸びてきていますし、その草分けであり最先端をいくのがSalesforce。GAFAに隠れてあまり目立たないですが、NetflixのC向けSubscriptionモデルとSalesforceのB向けSaaSモデルは、着実に世界を変えていっているという印象セールスフォースの年に一度のイベント「ドリームフォース」で、企業のサービスを支えるといっても過言でない「投資部」トップにお話を聞きました。
セールスフォース・ベンチャーズ日本代表の浅田慎二氏と話をしていてこんな話が。「生産性でいうと、朝のラッシュでとにかく仕事をする気が削がれてしまう。また、会社の稟議書で決裁者が多くて、しかも紙。ハンコが曲がってたらやり直しってことありますよね」確かにこれでは生産性が低くなりますよね。
こういう点を考えると、日本はまだまだ生産性をあげられるし、テクノロジーをそこに使うという感覚が必要だと感じました。インタビューの中に出てくるような企業が、アメリカでは多くの大企業や中小企業で利用されていて、非常に面白くダイナミックです。
(追記)
私もNewsPicksに来て精算のデジタル化にはびっくりしました。確か、その昔は領収書を印刷紙の裏紙に糊付けしていたな、と。日本にはSaleseforce Venturesをこれだけ惹きつける事業とアイディアがある。次は、世界に出ていけるかが本当に勝負だと思う。日本で成功するのは最初の一歩であって、クラウドサービスなら世界で成功したい。
問題は突き詰めると言葉なんだと思う。日本語で成立しているユーザビリティと英語や中国語のそれはなんか違う。言語の持っているコンテクストの高低が強く影響している気がしている。
Dreamforceは今年もすごい規模だった…