KYB免震装置改ざん、影響拡大 原発施設や五輪会場も、補償検討
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自動車用ダンパーメーカーのKYBが、まさかの不正。タイヤメーカーとして知られるトーヨーゴムの不正事件よりも規模が大きい。自動車業界への影響は避けれない。
こっちの記事も詳しい
https://www.fnn.jp/posts/00376210HDK
https://www.asahi.com/articles/ASLBJ539BLBJUTIL035.html
減衰力測定でNGになったものを出荷していたと思われますが、出荷総数の7割で改ざんがあった可能性があるとのこと。
これはそもそも、要求された精度で減衰力プロファイルを設計する技術がなかったんでしょうね・・・
減衰力プロファイルの制御精度は社内技術陣はわかっていたはずで、高精度案件を受注する時点である程度の検査NGと再調整を見込んだ納期・価格設定が必要なはずですが、そのへん営業・経営陣と情報共有できてなかったか、当初の見込みより高精度案件の比率が増えすぎて回らなくなったか、というような状況を想像します。
精度を上げるなら、それに見合った価格設定にしないと、顧客の要求は簡単にエスカレートしちゃいます。目先の受注を優先して品質UP・価格据え置きみたいなことをしちゃうと結局品質問題に繋がってしまうんですよね。モノづくりってのは1個作るのと100個、1万個、100万個作るのとでは全く違うものを作るつもりで挑まないといけません。検査の精度がどの程度だったのか、改ざんしても問題ない誤差だったのか？不合格の時に係数を変えて再計算していたらしいが、どこまで安全見てやっていたのかな
そもそも合格範囲が現実的じゃなかった、なんてこともあるかもしれない
徹底して調べる必要はあるけれど、過剰反応は良くないなあ…
冷静に事実をみなきゃだね
