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科学の眼鏡で世界を見れば

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  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    普段物理・数学講義動画を楽しませてもらっているヨビノリのタクミさんの新着記事。実は物性若手夏の学校の後輩だった。

    私も似たような感覚で普段生きている。

    モノをみれば心のレンズで拡大し、分子構造、結晶構造、電子構造、原子核の磁気モーメントがみえる。交換相互作用、ハイパーファインカップリング、、、。物体表面の反射や吸着、電磁波の透過率はどうか。各々の周波数は視神経をどう作用しているだろうか。空気の振動は、耳だけではなく、身体表面も震わせ、地面からの赤外放射が身体を温める。

    生き物をみれば、細かな形態や行動の奥に潜む、幾億年かの淘汰の結果のパターンの痕跡をみる。

    自分のそうした反応そのものも同様の結果生まれたものだ。長い時間軸と短い時間軸の複雑な入れ子構造に目眩を覚える。なんと世界はカオティックなことか。しかし、2度会う人は同じ人に思えるという不思議。

    そしてそこに、エネルギーの流れをみる。自分の言動が自然に落ち着く先は、位置と運動量を決定する位相空間のなかのどちらのトラジェストリ(軌跡)なのだろう。自分がいまいる空間に巻き取られている次元は本当にないのだろうか。量子化された距離と時間。4つの力。

    そして生物も物質も情報なんだなと気づく。

    しかし、時空間のなかの情報が一意に決まらないなら、「世界」はどこに存在するのか。真のマンデルブロ集合を見た人などいないじゃないか。

    だから、ベイズ統計的に、行き当たりばったり生きるのさ。


    Yamazakiさん

    ‪ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問―穴からのぞく大学講義 大阪大学出版会 https://www.amazon.co.jp/dp/4872594703/

    こんなのも面白いです。


  • セメントメーカー 研究員

    「オーダー」という感覚は面白いですよね。
    私はもともと大学時代からコンクリートの「構造」が専門で、つまり数m~数十mあるコンクリートの橋や柱がどのように壊れるかを考えていましたが、いまはコンクリートの「材料」が専門なので、顕微鏡で覗いたときにセメントがどんな反応物をつくっているかとか直径数μmの粒子がギュっと詰まるコンクリートのレシピは何かとか、そういうミクロなことを考えています。
    その、「構造」と「材料」の境目になるのはちょうど私の視力で見えるギリギリのラインで、クラックスケールを使いながら判断する数ミリメートルの範囲かなあと。(takaoさんに話したときの記憶は、だいぶ酔っていたのでおぼろげ)
    専門分野で考え方のスケールが違うことを「オーダー(10の何乗かとか、”桁”のこと)が違う」と言ったりしますが、隣の分野の人ですら全然眼鏡のピントが違うんですね。

    もし、科学の眼鏡があるというものがあるとして、今の私はそれなしでは仕事もできません。
    だけど、その眼鏡を外してコンクリートを手で触るとき、僕はコンクリートを初めて作った20歳の頃にかえれるし、そのときの感覚が僕を動かしているモチベーションの源泉だと思います。
    はっきりと見えることは、はっきりと見えないことをいっそう際立たせます。
    定量的にあらわすことのできない、感覚的な興味や好奇心や知的欲求は、数学や物理を勉強して教科書を読むことで、解決されるどころかむくむくと膨らんでくる。
    だからサイエンスはおもしろい。

    俺たちが科学者になったのは、なんで空は青いんだとか、なんで鳥は鳴くんだとか、なんで石油を燃やして電気ができるんだとか、なんで磁石のSとNがくっつくんだかとか、なんでガラスは透明で蜘蛛の巣みたいに割れてしまうかとか、なんでコンクリートは白くて固いんだとか、そんなことでしょう。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    こういう記事、とても好き。
    ハマると、その思考体系で考えることは楽しい。高校の時に遊園地に行ったときに物理のことを考えたり、大学でディベートにハマっていた時は話しているときによくそういう言葉が出たり…
    もちろん周囲には多少迷惑がかかるわけだが(汗)、それを許してくれたり、みんなでちょっと愉快にやったりすると楽しい。楽しいから人生が豊かになるし、その輪が一人じゃなく広がると、頑張るというか刺激が出てくる。

    興味に対して一途であることをダサいとか茶化すのではなく、カッコいいとかリスペクトがある場所があるといいなぁと思う。

    ちなみに、自分の「眼鏡」はやはり金額換算で考えてしまいがち(職業病…)。
    なので、科学の眼鏡で世の中の事象を皆様が解説いただけると、両サイドから見れて楽しいのです!いつも、有難う御座います~


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