“義体”実現目指すサイボーグ技術のメルティンが総額20.2億円を資金調達
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リアルテックファンド投資先の義手・義体のサイボーグスタートアップ「メルティンMMI」が、20億円を超える資金調達をしたニュース。このメンバー集合写真がなんとも言えない良い味わいを出しています。メルティンの凄いところの1つは、筋肉の電流で操作できる筋電技術と連携しているところなんですが、普通は腕を動かすなら人間の腕をマジックハンドと連動させます。しかし、メルティンはマジックハンドを全く別な部位と連携させることもできて、「第3の腕」を持つ人間の物理的身体拡張の可能性も実現してます。
https://m.youtube.com/watch?v=xu3q_XM1DUA
このムービーは、社長本人が2本のリアルな自分の腕とは別に、第3のロボットアームを顔の筋電で操作して、3本の腕で作業している様子です。凄くないですか?ボストンダイナミクスのロボットと違って「バック宙」はできないかもしれませんが、視覚、聴覚、そして触覚の忠実な再現は魅力的ですね。寝たきりの人でも、義体を通じて健常者と同じように動いたり話したり作業したり(スポーツをしたりイベントに参加したりも)できそうです。
インテュイティブサージカルのダビンチのように外科手術に特化した用途のものもいいですが、サイボーグはやはりユニバーサルな活用の道を追求し、それを実現してほしい。