外国人材受け入れをもっと 法の壁に風穴開けた就職支援会社社長の執念
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記事を書いた記者です。
外国人人材の日本企業への紹介・派遣、そして門戸開放のための法規制緩和について長く取り組んできた社長を取り上げました。
日本で働ける人口が減っていくのはもはや避けられない未来です。
若く、日本人があまりやりたがらない仕事にも従事してくださる外国人材を受け入れないと、コンビニや居酒屋、製造業など現在の日本人の便利な暮らしを支えている産業が立ち行かないのは事実です。
この議論で常に業界の方々から聞くのは「特定の業界や団体と言うより、外国人受け入れについて世間にどうしても見えない偏見や抵抗がある」ということです。
移民に反発する欧州の国々と同様、日本でもこの手の議論で「外国人に日本人の仕事が奪われる！」と怒る方を目にします。でも、奪われるどころか彼らの手を借りないと日本が立ち行かないのが現状です。
技能実習生など待遇面でも闇や課題が山積みの外国人就労問題ですが、目の前のコンビニにいる彼らとまずは向き合いたい、そう思いました。グローバルパワーさんのメインターゲットである中核人材のみならず、東大などに通うトップ層の留学生に対しても、日本社会では、依然として受け入れの素地が整っていません。
私は、彼らトップ層の留学生が在学中のうちから日本企業でインターンとして働ける仕組みを作ろうとしています(https://lightened.works)が、まだまだ反応は厳しいです。
日本の労働人口が減っていく中で、日本の大学で勉強していてその後日本で働きたいと思ってくれている高度外国人材までもが流出してしまっている、という現状をより多くの方に知って頂きたいです。
