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株式会社リクルートホールディングス(英語: Recruit Holdings Co.,Ltd.)は、求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社である。海外売上高比率が40%以上を超える。日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
7.78 兆円
業績



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色々と洗いざらい話した後に「まだ言いたいことがあるだろう」と引っ張られ、なかなか面接が終わりません。「何もありません」というも終わらせてくれず、さすがに何もなくなって頭が真っ白になった後に、「自分を採用してほしい」という一番大事なフレーズを言ってなかったことにふと気づかされ、言葉が出てきました。
そして「これからは、そういう正直なコミュニケーションをするようにしなさい。採用だよ。」と言われたと記憶しています。表面をきれいに取り繕う自分のコミュニケーション上の課題を見抜いていたんでしょう。今思えば様々なテクニックの一つだと思いますが(笑)、自分はこの世界で生きていくんだな、と決意した瞬間でした
*****
営業の場合は、自社の商品やサービスの魅力をアピールして、顧客を口説く。採用では、リクルートの魅力や将来性をアピールして、学生を口説き落とす。全く違う仕事のようでいて、実は共通しているんですよね。そう考えると、仕事が楽しくなっていきました。自分がリクルーターに口説かれたように、熱心に学生の話を聞く。そして、リクルートがいかに魅力的な会社で、いかに将来の可能性を秘めているか。自分がなぜ商社の内定を辞退してリクルートに入社したのかといったことなどを熱く語り、学生を感化させていくんですよね。
リクルートの採用への異常なこだわり。
小笹さんと飲みにいったときに教えてもらった話ですが、
当時のリクルートの社員数が2000人くらい。
そのタイミングで採用担当を130人つけ、
800人の新卒を採用していたこと。
うる覚えですが、確か
1985年が1700人
1986年が2100人
1987年が2900人
1988年が3800人
1990年が4900人
と社員数が推移していた気がします。
この採用力は本当にすごい。
「新卒採用が会社の10年後を決める」という考えから、創業2年目から新卒採用に取り組むほどの熱の入れようでした。
私はこの会社で経理財務担当の時から新卒採用業務を兼務させていただいたのが幸運なことでした。小笹がこだわり続けてきた新卒採用イズムを継承できたわけです。
実はこの経験がIR活動にも活きています。
記事に「営業と採用は、共通している」とありますが、私はIRも共通していると思います。
自社を魅力的に語り、投資家を感化していく。私はIR担当になってから、新卒採用とIRを相似形として捉え、実践してきました。
よく小笹は、「営業とは、感化行為である。営業部門だけでなく、多くのビジネスパーソンが営業力を身につけるべきである」と言っていますが、IRを担当してから、その意味の深みを理解できるようになりました。