「それでも信頼しろと? 」―フェイスブック3000万人、グーグル50万人、データ流出のインパクト
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注目のコメント
よくまとめられて良い記事です。
しかし、こういう系の記事はデータ流出事件に注目し、個人にとっての影響をほぼ述べません。
本記事はスピアフィッシング詐欺となりすましなどに悪用される可能性あり、と一行しか書きいていません。
NPでもよく見かける「個人データが流出してもどんな影響があるかが分からない」という考えは、一般的でしょうね。
特に現代、このようなデータ流出のニュースは毎日のように報じられており、天気予報同様のリアクション(ノンリアクション)になってしまいます。
さらに、あんな大規模の流出で、宝くじのように自分が当たる可能性が低いと考える人も多いのではないかと。
で、確かに当たる可能性は低いですが、ゼロでは有りません。
もうやられている人はすでにいます。ただ、まだ気づいていません。
あんなに個人情報があったら、ソーシャルエンジニアリングをすることは楽になります。
たとえば、住所、名前、電話番号と銀行(またはどっかのお店やモールなど)が分かれば、偽物の請求書を作ることは簡単です。
「クレジットカードの支払いが遅れている」みたいな封筒が届いたら、誰でもだって焦ります。
「そんなの簡単にやられない」と思う方ことそやられやすいという研究もあります。
一番危ないのはもちろん、メールによるフィッシング詐欺です。郵送よりお金はほぼかからないし、ほとんどの人は気づかずメール本文のURLをクリックしてしまうので、ものすごく効果があります。
まぁ、それでも当たる可能性は低いですが、気をつけたほうが良いです。
因みに攻撃にとても強い対策はメールアドレスのエイリアスです。
例えばGmailで、自分のメールアドレスと@の間に、+hogehogeをつけることができます。alex+facebook@gmail.comをFacebookのみに使い分けて設定すれば、そのメルアドに銀行からメールが届いていたら100%怪しいというのが分かります。大変オススメです。