[ヌサドゥア(インドネシア) 12日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の議長を務めるアルゼンチンのドゥホブネ財務相は12日、貿易問題を巡りG20内で緊張が残っているとし、当事国間で解決する必要があるとの認識を示した。

ドゥホブネ氏は会議終了後の記者会見で「G20はメンバー国間の貿易を巡る緊張に直面していることを認識している」と述べ、「こうした緊張の一部はメンバー間で解決する必要がある」とした。

その上で「G20として協議の場を提供する役割を果たすことはできる。しかし、依然として残る意見の相違は直接関与している当事国の間で解決すべきだ」との見解を示した。