[東京 12日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比267円43銭安の2万2323円43銭となり、大幅続落で始まった。その後下げ幅を急速に縮め、2万2500円台まで戻すなど、短時間で振れの大きい動きとなっている。

米国株は連日で大幅安となったが、夜間取引での日経平均先物の下げは限定的だった。きょうは10月限日経平均オプションのSQ(特別清算指数)の算出日となり、先物やオプションを絡めた需給要因も寄り付き後の指数の変動に影響したとみられている。

足元で日経平均は2万2500円付近での値動き。セクター別では情報・通信、小売を除く31業種が下落。日経平均への寄与度の高いファーストリテイリング <9983.T>とソフトバンクグループ<9984.T>は上昇している。