キャッシュレス時代に日本人が「現金主義」から抜け出せない真因
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あまりに頻繁にキャッシュレスが取り上げられるので、考えてみた。
わが家の総家計費のうち、口座引き落としやクレジットカード、振込での決済の総額は9割以上ある。水道光熱費、通信費NHK代新聞代、日々の食材購入費、ガソリン代、自動車維持費、アマゾン代、税金・保険料、学費、学会研究会費など全てキャッシュレスだ。
キャッシュでないのは、コンビニや駅売店での買物、チップ・心付け、高速料金だ。頻繁ではないが、神社のお賽銭やカードを受付ないレストランやキャッシュ払いで得するサービス購入などもキャッシュだ。海外ではキャッシュはチップ以外にはほとんど使わない。
つまり、一般的な決済はすでにキャッシュレスだ。
おそらく、少額ないしは単発の決済のうち、キャッシュで決済されている比率を問題としているのであろう。
そうすると、一体どうやって調べたのか疑問になると同時に、データの正確性も疑問だ。
例外的な事象を取り上げ、極端に一般化しているような気がする。私の体感では、すでに生活はキャッシュレスになっている。まあそこまで現金を悪者にすることないじゃん。クレジットカードって購入した金額に1%か2%の税金を店からとって成り立っているわけで、アメリカみたいにみんながクレジットカードを使うようになると当然そのコストは価格に上乗せされる。見えない消費税、です。便利ですけどね。便利さにはコストがつきまといます。そこら辺の議論はどうなんでしょう?
NPでは散々NHKが叩かれる傾向にあるけど、そうやってクレジットカードが徴収する見えない税金は気にしないのかな?月1200円よりはるかに高いですよ。結局、NHKは人が玄関までやってきて現金で受信料を徴収するから、あくどく見えるだけなんだろうな、と思ったり。キャッシュレス未普及の理由の一つに「電子マネーの乱立」があるけど、それは直接的な理由ではないと思う。それよりも「使おう/使えると思った店で使えなかった」ことがあるとその瞬間離れる。要はすべての"なんらかの電子マネーが使える"店ですべての電子マネーが使えたら、この問題は解消する。
もちろん、そもそも何も使えない店が多いのも問題ではあるのだけど、地方の個店行って「Visaが使えねえ!Visaそのものも使えねえ!」ってならないわけで。加盟店の集約はMustなんだけど、まあそしたら差別化なんてほぼできなくて、提供者側が決済やる意味ある?ってなりそうなものだけど。